2012年2月28日火曜日

INWAノルディックウォーキング・テクニックの実態

米国で活躍するメイリン・スベンソンさんは、日本の高橋直博さん(日本ノルディックフィットネス協会初代事務局長)と同じくINWA公認インターナショナルコーチである。
この資格はノルディックウォーキングの分野で世界唯一の、最高位テクニックと見ていいだろう。
彼女はゴムキャップを外すと鋭いアイスピックが露出するLEKI社の製品を宣伝する。そのゴムキャップは内からカッターナイフ状の金属爪が路面をキックし、その突き刺しで推進力を得るという設計だ。

http://www.youtube.com/watch?v=54nOOPH5kK4&feature=related


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http://www.youtube.com/watch?v=BwjHZhSZIfU

現在高橋直博さんはスタート(START)という会社製品を宣伝する。これも設計はまったく同じでアイスピック・テクニックを使わなければ推進力は生まれない。


http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B0056E7DEG/ref=dp_image_0/378-6785246-9862847?ie=UTF8&n=14304371&s=sports


このようなアイスピック・テクニックというものは、はたして人々の支持を受け続けていくのであろうか?もちろんその答えは「否」である。
ではその代わりに各メーカーはどのような設計を取り入れたのであろうか?それは皆様がお使いになっている、さまざまなアスファルトパット、それをご覧になれば答えは歴然です。地面を鋭く突き刺す設計とはその推進力に雲泥の差があります。

試みに人々から非難されないフィールドで、このアイスピック・テクニックを試すことで、その推進力の差異は証明されます。その方法は今のアスファルトパットを外し、鋭くは無いが金属面で砂浜もしくは雪面を強く突き刺せばその感触が少しはわかります。
一方、ノルディックウォーキングを発案したマルコ・カンタネバさんも、世界最高峰のテクニックを有するが、この砂浜が大の得意である。雪はなくとも海岸でノルディックウォーキングが出来るからである。


つまり、ノルディックウォーキング・テクニックの真髄は、地面を鋭く突き刺すアイスピック・テクニックにあるのだ。同時にそれが致命的な欠陥であることに人々は気づき始めそれが原因でノルディックウォーキングというムーブメントが衰退している。その証拠が下記のURL
に見るgoogleリサーチ・人気度グラフが証明しているのではないか。(イタリアとかポーランドとか英国、日本などの遅れて流行する国々は本年あたりから衰退するものと考察される。)

http://www.google.com/insights/search/#q=nordic%20walking&cmpt=q


<参考>
http://jiro-murakumo.blogspot.com/2010/11/279inwa2010.html

http://jiro-murakumo.blogspot.com/2011/01/282.html

↓↑これは一年半前ポーランド・グダニスクの画像です。
人々は非舗装のダート路面を歩きますが、常にカチ ! カチ ! という金属音が聞こえます

http://www.youtube.com/watch?v=0roFOQodLpg


-今後の対策につづく-

2012年2月27日月曜日

フィンランドで衰退したノルディックウォーキング

ノルディックウォーキングは誰もが「フィンランド発祥」とうたう。しかし残念ながらフィンランドでは今日すでに衰退しほとんど取り組まれていないという現状があることを皆様はご存知だろうか?
それは下記のデーターで証明される。


その衰退原因は、ポール先端のアイスピック状の金属突起にある。写真の各メーカーによる鋭い金属爪は何のためにあるのか? これを路面に突き刺し固定し、強い推進力を得るアイスピック・テクニックとも言うべき運動だ。これを振りまわされると周囲にとって非常に危険で、またアスファルトを突き刺すというのはスポーツマン・シップにもとる行為だから、それが社会から非難され嫌われるのである。

今日までそれを解決するためにさまざまなアスファルト専用パッドが開発されてきた。が、そのどれもが摩擦力に劣り、先のアイスピック・テクニックのような推進力を獲得することが出来ない。このためフィンランドでは衰退の一途をたどったのではないかと考えられる。EXEL社も、REEBOK社との提携で米国市場進出を図ったのであるが、製造物責任法の危険性問題で撤収するという、戦略的失敗で衰退するに至った。衰退したのはドイツもオランダ市場も同様である。(上記googleのデーター検索にて「nordic walking」をキーワードにして証明される。)




一方日本はノルディックウォーク後進国のため、これから流行すると考える人が多い。また、ストックそのものを杖のように使い、言わばリハビリ歩行として考えたり、介護予防として取り組む組織もある。 それはそれとして「ストック歩行」の一種であり、立派な目的がある。だがそれはノルディックウォーキングという言葉とは無縁であって、運動効果がまったく異なるムーブメントなのであるから、例えば「バランス・ウォーキング」などとしてしっかり区別する必要があるだろう。

ノルディックウォーキングというからには、使うポールは本来のアイスピック・テクニックに劣らない推進力が望ましい。そのためのストックの改良・進化が望まれている。私ウエルネスウォーカーは、ワンウエイクラッチ内蔵の、一方向のみ回転する、車輪を先端に装備する具体的設計を提案しているところであり、それはノルディックウォーキングはもちろんのこと、バランス・ウォーキングにも使える、全種目合致方のストック歩行全般に資するスポーツギアであります。






2012年2月23日木曜日

真健康法!歩行整体 ●第39話『歩行整体(図解編1)』

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このブログにて数多くご紹介させていただいた「歩行整体」。ここに再開させていただきます。この天才的な整体師であられる岡田さいじ先生は、私ウエルネスウォーカーが世界でもっとも信頼する、ストック歩行に関する理論と実践指導者でありますhttp://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2012/02/%E7%9C%9F%E5%81%A5%E5%BA%B7%E6%B3%95%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E6%95%B4%E4%BD%93-%E7%AC%AC39%E8%A9%B1%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E6%95%B4%E4%BD%93%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E7%B7%A8%EF%BC%91.html

  You Tube 画像 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=JoCILOfvZwI

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真健康法!歩行整体 ●第39話『歩行整体(図解編1)』

前回は肩・首こりの歩行整体のまとめでした。
http://p.tl/I13Z-
●第39話『歩行整体(図解編1)』
当研究所では20年以上にわたって、
治療法としての2足歩行「歩行療法」を実践指導しています。
2009.12からはストック状のポールを持って歩く4足歩行も加え、
2足歩行と4足歩行とを使い分ける独自の歩行法を提唱し、
これを「歩行整体」と名付け現在実践指導中です。
(図解による歩行整体)
今まで、ほとんど写真や図は使いませんでしたが、
歩行整体の実態がよく分からないとのご意見を頂きましたので、
今後は図を使って説明していくことにします。
6枚の写真を撮りましたので、
2種類の歩行の全体像を掴んでください。
・ポールを持って歩く4足歩行の図(横+後ろから+前から)
ノルディックウォーキングと類似した歩行法です。
違う点は手足の使い方がややコンパクトになっていることです。
Sisokuyoko1
Sisokumae1
Sisokuushiro1


・ポールを使わない2足歩行の図(横から+後ろから+前から)
歩幅を大きく取り地面をしっかり踏みしめて歩きます。
肘を曲げ後ろに引き肩甲骨を動かす歩行法です。
Nisokuyoko1
Nisokumae1
Nisokuushiro
次回は、骨盤や歩行時の手の使い方など図解します。
【ポイント】
まずは、ざっくりと歩行法の全体像を掴む事が重要です。
 
●歩行整体バックナンバー
http://p.tl/vfDO 

2012年2月14日火曜日

プレスリリース:荻原健司氏が記念講演

出典URL
http://bizex.goo.ne.jp/release/detail/223497/


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インターナショナルコーチが直接指導!ノルディックウォーキングのレッスンと最新情報セミナーが、宮城県仙台市で開催。冬季オリンピック金メダリストで、日本ノルディックフィットネス協会アンバサダー・荻原健司氏が記念講演。

報道関係者 各位
プレスリリース

2012年2月14日
NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会
会長 三浦 望慶


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ノルディックウォーキングをはじめとするノルディックフィットネススポーツの普及・啓蒙を推進する
NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会では、来る4月21日(土)・22日(日)の両日、
宮城県仙台市において、仙台市との共催によるノルディックウォーキングのレッスン・イベント
「JNFA 5th Anniversary NFF 2012 in SENDAI」
(第5回 ノルディックフィットネスフォーラム2012 in 仙台)を開催します。


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ノルディックウォーキングをはじめとするノルディックフィットネススポーツの普及・啓蒙を推進する
NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会(略称・JNFA、所在地:宮城県仙台市、会長:三浦 望慶、
URL http://jnfa.jp )では、来る4月21日(土)・22日(日)の両日、宮城県仙台市において、
仙台市との共催により、JNFA設立5周年を記念したノルディックウォーキングのレッスン・イベント
「JNFA 5th Anniversary NFF 2012 in SENDAI」
(第5回 ノルディックフィットネスフォーラム2012 in 仙台)を開催します。

当イベントは、世界トップクラスインストラクターによるノルディックウォーキングのレッスンと、
セミナー、冬季オリンピック金メダリスト荻原健司さんの記念講演、記念パーティーを行うもので、
一般の皆さんのご参加に加えて、報道関係の皆様にも広く公開します。

イベント初日、21日(土)の「ノルディックウォーキングプレミアムレッスン」には、
国際ノルディックウォーキング連盟(INWA)の最上位資格のインターナショナルコーチ全員が参加、
世界トップクラスのインストラクターが専門性を生かした実践で役立つノルディックウォーキングの
技術指導を行います。

2日目の22日(日)は、「JNFA設立5周年記念プレミアムセミナー&パーティー」です。
ノルディックフィットネスフォーラムでしか得られない、ワールドワイドでアカデミックな情報が満載の
セミナーと研究発表、JNFAのアンバサダー荻原健司さんの記念講演が行われます。

このイベントの終盤を飾る「JNFA設立5周年記念パーティー」では、参加者の方々とともに、これまで
JNFAを支えてくださった皆様への感謝の意を表すと同時に、全国のノルディックウォーカーとの
交流を深めていただきます。また、ノルディックウォーキング川柳の授賞式も行います。

ノルディックウォーキングは、1930年代初めにフィンランドのクロスカントリースキーチームの夏場の
テクニックトレーニングとして、ポールを持ってハイキングやランニングをした事からはじまりました。
1990年代に入って、ポールを持って歩くことの身体的効果について活発な研究試験が行われ、
1997年には「ノルディックウォーキング」という言葉が定義されました。

2000年にはフィンランド・ヘルシンキに国際ノルディックウォーキング協会(INWA)(当時。
現:国際ノルディックウォーキング連盟)が設立され世界的に普及し、現在では世界の40を超える国々に
およそ1,000万人以上の愛好家がいます。

日本では、1999年に発祥の地フィンランドから北海道大滝村(現・伊達市)に伝わりました。2007年には
日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)が設立され、以降、さまざまな普及・啓蒙活動や
公認指導者養成講座などにより全国に愛好家が広がりました。現在では、およそ5万人の皆さんが
ノルディックウォーキングを健康維持に役立てています。

※「JNFA 5th Anniversary NFF 2012 in SENDAI」開催概要は、下記の通りです。

【開催概要】

■名称  JNFA 5th Anniversary NFF 2012 in SENDAI
      第5回 ノルディックフィットネスフォーラム2012 in 仙台
■主催  NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)
■共催  仙台市

■後援  フィンランド大使館商務部
      仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館(財団法人仙台市産業振興事業団)
■日時  2012年4月21日(土)14時〜19時
         4月22日(日) 9時〜15時
■会場  2012年4月21日(土):シェルコムせんだい(屋内グラウンド)
         4月22日(日):仙台ロイヤルパークホテル
■内容  2012年4月21日(土)
     ・ノルディックウォーキングプレミアムレッスン
      講師:高橋 直博 INWA公認インターナショナルコーチ
          Tiina Arrankoski INWA公認インターナショナルコーチ
          Malin Svensson INWA公認インターナショナルコーチ

     2012年4月22日(日)
     ・JNFA設立5周年記念プレミアムセミナー&パーティー
           1.ノルディックウォーキング最前線セミナー
           講師:高橋 直博 INWA公認インターナショナルコーチ
          Tiina Arrankoski INWA公認インターナショナルコーチ
          Malin Svensson INWA公認インターナショナルコーチ

           2.ノルディックウォーキング研究発表(敬称略)
          東北大学教授 医学博士 永富 良一
          同志社大学教授 博士(体育科学) 竹田 正樹
          大阪大学准教授 博士(障害科学) 藤田 和樹
          3.記念講演
          JNFAアンバサダー 荻原 健司

          4.JNFA設立5周年記念パーティー
■参加申込・問い合わせ
       NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会
       TEL・FAX:022-277-8477 / mail:jimu@jnfa.jp


【法人概要】

 ■法人名  NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会
 ■代表者  会長 三浦 望慶 上越教育大学名誉教授 医学博士
 ■設 立  2007年1月
 ■所在地  〒981-0962 仙台市青葉区水の森三丁目24番1号
                 仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館2F
 ■TEL    022-277-8477
 ■FAX    022-277-8477
 ■URL    http://jnfa.jp
 ■Email   office@jnfa.jp
 ■事業内容 ノルディックウォーキングをはじめとするノルディックフィットネススポーツの普及を通じて、
         人々の心身の健康増進に貢献することを目的に次の事業を展開しています。
         ・教育事業:ノルディックウォーキングを紹介・指導する人材の育成
         ・普及啓発事業:体験会やイベントの実施ならびに公認
         ・情報提供事業:会報誌、webサイトでの情報発信および普及啓発ツールの企画・開発
                  学術機関などとの連携による研究事業への参加、協力
         ・環境整備事業:ノルディックウォーキング等のコース設定や、公認コースの認定


【本件に関するお問い合わせ】

 ■法人名  NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会
 ■担当者  海老名 裕太
 ■TEL    022-277-8477
 ■FAX    022-277-8477
 ■Email   office@jnfa.jp

今日もマルコ・カンタネバ(Marko Knantaneva)が教えている♪



ノルディック・ウォーキングは個人で歩くのもよし、また集まって歩くのもこれまた楽しい♪

GLOBALSAILING daily Training, 15 km Nordic Walking
http://www.youtube.com/watch?v=1T2EMnVRCbU

Nordic Walking w Gdyni
http://www.youtube.com/watch?v=Z2PgQ51xi8Q

2012年2月13日月曜日

ノルディックウォーキング/イタリアの動向

ノルディックウォーキングの虹(イタリア語でArcobaleno )ご紹介


ogni passo allunga la vita(直訳:あらゆる足音は、生命を延ばします)