2014年8月25日月曜日

<記録保存> 21世紀初頭の健康戦略・運動処方に「ストック・ウォーキング」運動方法の普及(1999年)

[初期日本ウォーキング学会大会の記録をここに保存する]
http://scpj.tulips.tsukuba.ac.jp/detail/society/id/S001624

出典URL:http://www.geocities.jp/walking_gakkai/

[機関誌『ウォーキング研究』のご案内]より1号~3号を記録記録す。(バックナンバーより)

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ウォーキング科学  No.1 【1997】        

    日本ウォーキング学会 発足趣意書     宮下 充正     日本ウォーキング学会会長
    発刊に当たって     宮下 充正     日本ウォーキング学会会長
特別講演     バイぺダリズムの自然史  <人類学が明らかにしたこと>     岡田 守彦     筑波大学先端学際領域研究センター
研究発表     脊髄損傷者のために開発した人工肢<荷重制御式歩行補助装置>     矢野 英雄     国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
研究発表     水中歩行と陸上歩行の生理学的比較検討     菅嶋 康浩 ほか     名古屋芸術大学
研究発表     変形性膝関節症、変形性脊椎症、骨粗鬆症     高杉 紳一郎     九州大学医学部付属病院
特別講演     万歩計の普及と活用法     波多野 義郎     東京学芸大学
事例発表     江東区健康センター『12週間ウォーキング』の足跡について     浅子 亮三 ほか     東京都江東区保健センター
事例発表     歩く道の整備計画 <ウォーキングトレイル事業の背景と概要>     村山 友宏     歩行都市研究所
実践報告     国際マーチング・リーグ:Rotorua Two-Day Walk     宮下 充正     東洋英和女学院大学
JWA     日本歩け歩け協会の歩み     江橋 慎四郎 ほか     日本歩け歩け協会
海外文献情報     発育発達にともなう子どもの歩容の変化     久埜 真由美     東京大学大学院
           
    ウォーキング科学  No.2 【1998】        
    第 2号発刊に当たって     宮下 充正     日本ウォーキング学会会長
巻頭言     第1回世界ウォーキングフェスティバル     江橋 慎四郎 ほか     日本歩け歩け協会会長
基調講演     世界におけるウォーキング90年の歴史     クリス・ボリス     オランダ王立体育連盟元理事長
基調講演     夫婦でヨーロッパ縦断スケッチウォーク                                                 -ヨーロッパ徒歩旅行事情を探る-     山浦 正昭     のみちネットワーク
基調講演     世界の長寿地域に学ぶ -ゆとりと栄養と運動と-     家森 幸男     京都大学大学院
基調講演     あるく-その科学的・文化的効用-     宮下 充正     東洋英和女学院大学
大会巻頭言     第2回日本ウォーキング学会大会 特集号発刊にあたって     矢野 英雄     国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
研究発表     コンピーターが歩く

-歩行の制御とその発達における脳・身体・環境のダイナミクス-
    多賀 厳太郎     東京大学大学院
研究発表     歩行周期のゆらぎの解析     政ニ 慶     東京大学大学院
研究発表     日本人女性の歩行スピードと歩幅の標準値 -50mウォークテストより-     鈴木 康弘 ほか     東洋英和女学院大学
研究発表     里山歩きにおける歩行戦略の分析方法について                                 -携帯型GPSと数値地図を用いて-     日高 一郎 ほか     東京大学大学院
研究発表     歩行歩数とライフスタイルとの関係     波多野 義郎     国立鹿屋体育大学
研究発表     歩行調査から見た子どもの変化     井上 高光     さつき幼児園
研究発表     ウォーキング実施者の過去と現在におけるスポーツ経験                     

-ウォーキング参加者を対象として-
    高峰 修 ほか     中京大学大学院
研究発表     高齢者の歩行                                                                                -年代的推移と傾向-     池野 尚美 ほか     あいち健康プラザ健康開発館
研究発表     人間ドックにおけるウォーキング指導     泉 嗣彦     社会保健総合病院健康管理センター
JWA     日本歩け歩け協会の歩みⅡ     江橋 慎四郎 ほか     日本歩け歩け協会
           
    ウォーキング科学  No.3 【1999】        
    第 3号発刊に当たって     宮下 充正     日本ウォーキング学会会長
巻頭言     第3回日本ウォーキング学会大会を開催して     池田 克紀     東京学芸大学
特別講演     Walking for health and fitness     ライヤ・ラウカネン     抄訳・池田克紀
研究発表     「伊能ウォーク」に参加している高齢男性の血中脂質・リポ蛋白プロフィール     樋口 満 ほか     国立健康・栄養研究所
研究発表     床のすべりやすさと人間の感覚・筋肉の働きの関係     堀 一 ほか     福井大学大学院
研究発表     点字ブロックと通常床面歩行時の下肢筋群筋負担量の比較     西島 吉典 ほか     大阪体育大学
研究発表     階段昇降のバイオメカニクス                                                               ~重心変位・速度・床反力の記録~     松野 義晴 ほか     国際武道大学研究生
研究発表     松葉杖歩行の観察     中西 賢子 ほか     元千葉県循環器病センター看護部
研究発表     中高年齢者にみられる10週間のウォーキング実践の効果     野口 秋実 ほか     ソニー企業㈱日本ウォーキングセンター
研究発表     人間ドックにおける運動習慣の指導                                                    ~中高年に対する運動としてのウォーキングのすすめ~     泉 嗣彦     社会保健総合病院健康管理センター
研究発表     歩行教育論:大谷武一と正常歩     鈴木 純子 ほか     東京YMCA社会体育専門学校
研究発表     健康習慣との関連からみたウォーキング実施の検討     高峰 修 ほか     中京大学体育研究所
研究発表     健康づくり政策の検討 ~歩きたくなる町をめざして~     柳本 有二     兵庫大学短期大学部
研究発表     非意識的歩行歩数は健康づくりに有効か?     波多野 義郎 ほか     国立鹿屋体育大学
研究発表     ウォーキングイベント参加者の日常身体活動量と生活習慣に関する研究     萩 裕美子 ほか     鹿屋体育大学
研究発表     「ウォーキング」が日常生活活動に及ぼす効果     萩原 あいか ほか     早稲田大学人間科学研究カ
研究発表     ウォーキングシューズにおけるWAVE構造を有したシューズの開発について   ~クッション性と安定性の両立を目指して~     小川 雅央 ほか     ミズノ㈱
研究発表     21世紀初頭の健康戦略・運動処方に「ストック・ウォーキング」運動方法の普及     村雲 二郎     ㈱十印
実践報告     International Marching League (IML)参加記     宮下 充正     東洋英和女学院大学
研究発表     歩行のエネルギー消費量に関する研究概略     水村(久埜)真由美     お茶の水女子大学文教育学部

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-ウエルネスウォーカー
記録保存

2014年8月20日水曜日

<ウォーキング用ストックの歴史>


アマゾンの説明では、アメリカのトム・リトリンが1988年(26年前)にウォーキング・ストックを発明し、その商品名を「エクサストライダー」とした。 もはやそのことは国際的な常識になってしまっている。しかしながらそれを証明する証拠は、驚くことに何も示されていないのだ。
http://www.amazon.com/Exerstrider-Adjustable-Exercise-Specially-Exercising/dp/B00CN4P5WO%3FSubscriptionId%3DAKIAIM5V2YYIIQVRCUIQ%26tag%3Drevshp-20%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00CN4P5WO

他方、1990年代のフィンランドで、ノルディック・ウォーキングという名称で、スキーストック術を応用したテクニックとストックが開発され、世界中に爆発的流行をみた。しかし、2005年をピークにその人気は徐々に下降、いまでは特定の人々に限定され、その凋落ぶりは各国に共通するものとなった。http://www.google.co.jp/trends/explore#q=nordic%20walking

一方、日本では本場のテクニックとは異なったストックを使い、これを紛らわしく全日本ノルディック・ウォーク連盟という名称の組織が遅れて参入、 これは高齢者向けのアイテムで、実際に運動効果が立証されない代物。ノルディック・ウォーキングとは似て非なるものなのである。つまり偽ノルディック・ウォーキング組織であって、工事現場のような真っ赤なチョッキを全国一律に着るこのような全体主義者の集まり。まるで文化大革命似の姿は、四足歩行という近代的ムーブメントに悪影響をきたすものである。したがってわれわれ関係者が迎合したり歓迎できるものではけっしてない。

わが国で最初にウォーキング用ストックを発明したのは、1986年10月15日(28年前)に特許庁に出願された。その文書は誰でも閲覧可能である。http://jiro-murakumo.blogspot.jp/2010/08/261.html

つまり、動かぬ証拠のある最初の発明は日本が起源となっている事実。これが客観的にみて正しいウォーキング用ストック発明の歴史である。これが日本において開発されなかったのにはそれなりの事情が存在する。

後にこのウォーキング用ストックは改良を重ね、日本のスポーツ用品メーカーのほとんどに、この製造・販売を依頼してきたが、各スポーツ用品メーカーは断り続けてきた経緯がある。私の手元にはおびただしい「おことわり状」が束になって保存されている。

まぁ~とにかく新しい市場に新製品をもって開拓するのはリスクを伴うのであるからそれは当然であるといえば終わってしまう話である。だがしかし、世界の政治・経済の情勢はこの四半世紀で状況が一変。我が国経済も抜き差しなら無い閉塞感が漂っている。

特に国民超高齢化により、医療費総額は40兆円に迫り、これからの脱却、出口戦略のために必須なのは、運動面の「健康戦略」が重要であった。が、「ウォーキ ング」一辺倒の計画によって、ことごとく失敗に終わった。日本ウォーキング学会の混乱、日本ウオーキング協会の不正経理、これらは運動生理学の権威といわ れていた宮下充正の大失態である。(責任取れよな!!!)

今日まで私ウエルネスウォーカーが提案してきたのは、二十世紀型のウォーキング一辺倒計画は止め、二十一世紀型「直立四足歩行を核とした運動処方」によっ て国民各層の健康を取り戻す。介護問題にはしっかり取り組むとし、未病の膨大な国民各層のそのための運動処方ツールを開発し、進化したユニバーサル・デザ インのアイテムを普及させる、そのプロジェクト始動を各界に呼びかけたものであります。(1999年日本ウォーキング学会第3回大会で発表)

当時よりいっそう深刻になっている運動不足病。結果として医療費総額40兆円を下方修正できるよう、その目的に関係者は尽力しなければ、閉塞状態から逃れられない情勢である。いまそのことを自覚しなければならない背景を我々は改めてしっかり認識する必要があるのではないだろうか。-ウエルネスウォーカー記-

2014年8月19日火曜日

宮下充正/21世紀の失敗例



宮下充正私ウエルエンスウォーカーのパクリをなした事実を以下に述べる。

宮下充正は自分の権威を利用し、トップメーカー・ミズノとの合作商品を強引に製作し使い勝手の悪いパクリ商品で過去大失敗をし、日本ウオーキング協会と、メーカーであるミズノ双方の信頼を大きく損なった経緯がある。


私ウエウrネスウォーカーが最初に出願したウォーキング用ストックは昭和61年(1986年)1015日、第一次出願。
これを改良し再度出願し最終的に特許が認可されることになったのは平成6年(1994年)9月27日、第二次出願。
ミズノが宮下充正にそそのかされ特許出願をむりむり登録した内容が平成11年(1999年)8月11日、この間だけでも約5年の周回遅れがあり、第一次出願から13年が経過していたのである。いまから数えてもあしかけ15年前の出来事である。

村雲二郎の出願(第二次出願)←特許確定済
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=1&sMenu=1&sBpos=1&sPos=2&sColor=1&sFile=TimeDir_16/mainstr1408434087392.mst&sTime=1408435467

美津濃社員の出願
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=1&sMenu=1&sBpos=1&sPos=4&sColor=1&sFile=TimeDir_17/mainstr1408435591119.mst&sTime=1408435589

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特許検索のサイトが開けない場合は参照→http://jiro-murakumo.blogspot.jp/2008/03/blog-post_10.html


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当時、宮下充正推薦のウォーキングストックは、ミズノの総合カタログにも正式に記載され、全国デビューし各販売店頭に陳列され、ウォーキング大会会場にはブースが設けられた。このようにウォーキング界の大御所としての権威と、スポーツ業界トップブランドをもってしても、残念ながらも結果は惨めにも全国のウォーカーからは見向きもされなかったのである。なぜならばその実物はウォーキング用ストックとしてははなはだ脆弱なもので、ほとんど売れず膨大な在庫はいまでもどこかの倉庫に眠っていると推察される。


ウォーキング界の大御所として権威を振るい、当時ウォーキング学会会長の宮下充正は、このようなものをトップメーカーであるミズノに強引に創らせ大失敗させた。それは実に罪深い失態であり、しっかり反省しなければならない。使い勝手を無視したものは消費者に受け入れられないのである。どんなに大御所として権威をふるっても、魂の入っていないものは使い物にならない。宮下充正は肩書きに頼るだけの失敗者なのだ。


それは組織であっても同じことがいえる。既存組織に遅れまいと出遅れたパクリ屋・宮下充正はウォーキング用ストックを使った全国組織を遅れて結成している。パクリ屋の面目躍如!!! だがしかしこの組織は定款とか規約がなく、会計報告も無い。「社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟」は、日本ウォーキング協会の使途不明金の債務弁済に利用していると推察され、自浄能力を発揮できなかった宮下充正の、この目論見は早晩明らかになるだろう。


過去に、宮下充正はウォーキング界の大御所としての「権威」をふるい、日本ウォーキング協会の不正経理に加担してきた。というよりは、日本ウォーキング協会のずさん経理のもとで金銭的恩恵を、もっとも享受したのが宮下充正といったほうが正確である。その実行実務者は木谷道宣。木谷道宣は身の保全を図るため、乱脈経理(どんぶり勘定)を初期から一貫して握ってきた人物。

この二人三脚は今も「社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟」の会長、副会長の関係を保っていることからも説明できる。21世に成功事例のない宮下充正、「社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟」の会計報告でそれは明らかにされるだろう。公開性皆無な不正経理こそ、全国ウォーカーの信頼を失墜させている原因なのだ。


村雲二郎の出願(第三次出願)
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=1&sMenu=1&sBpos=1&sPos=14&sColor=1&sFile=TimeDir_17/mainstr1408438042402.mst&sTime=1408438039


ユニバーサル・デザインの直立四足歩行ストック




写真は往年のミズノ・
FREEWALK MIZUNO実物>





村雲二郎の出願(第一次出願)←特許庁の当時はマイクロフィルムなのでテキスト
http://jiro-murakumo.blogspot.jp/2010/08/261.html