2010年1月27日水曜日

激賞<vimeo>高精細動画のご紹介



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自然と人間社会/考えさせられる動画です。雲海の動きが確認できるのであきない。地球の自転する様子が楽しい

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2010年1月19日火曜日

『人類健康化の水先案内人』ポールウォーキング研究(つづき)



健康科学・所長の引き出し(つづき)(2010/01/18)
●その5『歩行整体で整復される下半身』


***以下引用はじめ************
〈歩行整体とは〉

・各種代替医療と併用すると相乗効果が大きい最良の運動療法。
・体や心の歪みを直し、数多くの病気を予防するために最適な健康法。
・多くの病気を自分で癒せる最高の自己治療法。

●その5『歩行整体で整復される下半身』

前回、「新健康法!ポールを使った歩行整体歩行整体」というお話しでした。
今回は「歩行整体で整復される関節」について、さらに具体的に説明しましょう。

(はじめに整復される関節群)

関節の整復というのは、
ずれた関節が見た目だけ矯正されるという意味ではなく、
関節が潤滑を取り戻し関節本来の機能を復元することです。
治療で術者が患者に対して行う整復法を整復術といいますが、
歩行整体では歩くことで自力で関節を整えることができます。

歩行整体によって、はじめに整復されるのは下半身の関節群です。
ポールを使うことで、通常歩行よりも歩幅が広がる歩行整体では、
下肢をダイナミックに使えることが特徴です。

歩幅が広がることで何が起こるのかというと、
まず、足の関節が正常化するチャンスが訪れます。

歩幅が広くなると、体重移動により踵の外側よりに着地した荷重は、
足底にある縦横のアーチを通って前方に移動し親指の付け根で地面を押します。
そして、直後に足が地面から離れるという正しいプロセスになります。
これによって、足底のアーチを形成する関節群が整復され、
足底や足の甲を整え、外反母趾や内反小趾などの足の変形を予防します。

歩幅が狭いと、このメカニズムが働きにくくなります。
公園でウォーキングをしている人を観察していると、
歩幅が狭いために、このプロセスがうまく働いていない人を見かけます。
これでは、いくら歩いても足の骨格は整復されないのです。

ですから、歩幅を開く必要があるのですが、
無理に歩幅を広くしようとすると筋肉や関節に無理が生じ、
踵やひざ、股関節や腰などを痛めることになります。
ポールを使う利点の一つは、手を使うことで足の負担が軽減できること、
だから無理なく歩幅を広げることができるのです。

(整復される仙腸関節と恥骨結合)

歩幅を開くことで次に整復されるのが骨盤にある仙腸関節です。
この関節はスムーズな歩行の要ともいえる関節ですが、
歩行不足や不良姿勢、骨折・捻挫・打撲などのケガを原因として
左右の仙腸関節が正常に働かない人がかなりの割合います。
これは、我々のような骨格のプロが、歩いている姿勢を見れば一目瞭然に分かります。

何らかの障害があれば始めからきれいな姿勢で歩くことは無理ですが、
歩幅を広くとり、足先の方向が内外に歪まず、
スムーズに体重移動できるようにイメージして歩行することが大切です。
そして、仙腸関節や恥骨結合が整復されると、イメージ通りに歩けるようになります。
整復されるまでの期間は、始めの障害の程度によって千差万別ですが、
様々なスポーツや全身運動で支障がない人の場合は、短期間で整復されます。
以外なことに、自分は正常だと思っている人の多くは障害予備軍というのが現実です。

(股関節、ひざ関節も整復される)

股関節やひざ関節は、骨盤の正常化とともに整復されていきます。
通常、骨盤と股関節、股関節とひざ関節は密接な関係にあります。
なぜかというと、日常の臨床においては股関節の痛みは骨盤の整復術で正常化し、
ひざの痛みの多くは股関節の整復で治るという現実があります。
また、股関節とひざ関節の関係次第で足先の向く方向が内や外に歪みます。

ですから、先に説明したように、歩幅を広くし、足先の方向を進行方向に向け、
前方へスムーズに体重移動するイメージが大事なのです。
この歩行を継続すれば、徐々にひざや股関節のねじれも解消し整復されます。
もちろん、O脚やX脚なども正常化に向かうことはいうまでもありません。
ただし、あせっては逆に傷めることもありますので計画的にすすめることが必要です。

(そして背骨は下から整復)

このように、下半身が正常化していけば整復力は上に上がっていきます。
平らなところに置かれた植木鉢から真上に向かって伸びる茎のように、
均整の取れた骨盤の上に乗っているのが、24個の骨が連なっている背骨です。
歩行により、骨盤が整えば、平らなところに置かれた植木鉢と同じで、
上に乗っている背骨が整復され歪みは解消していく方向に向かいます。

歪みや硬くなっている背骨は、正しい歩行により一歩一歩揺らぎが与えられます。
そして、一定時間継続すれば、背骨をほぐし歪みを整復する力が働きます。
この力は、腰椎から順番に下から上に働いていき整復されていくことになります。

ここまでは、ポールを持つことで歩幅が広がるメリットを中心に説明しました。
これが従来の歩行療法が大きく進化した理由のひとつですが、
歩行整体の魅力はポールを持つことで、
直接手から上半身に作用して背中から上を整復していくことです。

つまり、足から骨盤上下方向に、手から肩上下方向に効果が波及するわけです。
次回は、ポールを持った手から、どのように全身に影響していくのかをお話しします。

 
--【今回のポイント】-------------- 
歩行整体は全身の関節を自分で整復できる人類健康化には欠かせない方法だ。  
-------------------------  
★歩行整体の件でご質問があればメール下さい。2~3日以内に必ず返信します。
―――――――――――――――――――――――――――――――
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有料ですが相談したい悩みがある方はご利用下さい。
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***以上引用おわり************

2010年1月12日火曜日

『人類健康化の水先案内人』ポールウォーキング研究



健康科学応用研究所の岡田宰治(さいじ)所長は、以前からポールウォーキングを研究されていらっしゃいます。昨年末その内容を追加発表されましたので、ここにご紹介させていただきます。

ホームページURL:http://kenkokagaku.com/



***以下引用はじめ*************

健康科学・所長の引き出し
ミッションは人類健康化の水先案内人。ロハスな健康水先案内人/ホリスティック整体師、岡田宰治(さいじ)が語る治療と健康のツボ

【1】治療と健康のツボ  

 〈歩行整体とは〉

 ・各種代替医療と併用すると相乗効果が大きい最良の運動療法。
 ・体や心の歪みを直し、数多くの病気を予防するために最適な健康法。
 ・多くの病気を自分で癒せる最高の自己治療法。

 ●その4『〈新健康法〉ポールを使った歩行整体』

 前回、「歩行整体誕生」として説明しましたが少し分かりにくかったようなので、もう一度まとめ直しました。前回分と重複する箇所もありますがご了承下さい。

 (歩行療法の進化形)

 このシリーズでは歩行療法によって現れる心身の変化について、
 特に骨盤をはじめ骨格が自然に矯正されていくメカニズムに力点を置き説明しました。
 前回はさらに効果が高く進化した歩行療法である「歩行整体」を紹介しました。

 最近、両手でポールという杖を持って歩くノルディックウォーキング、
 あるいはポールウォーキングといった歩行法が注目を集めています。
 これらのウォーキングを歩行療法の視点から見ると、
 手足を使った4つ足歩行ともとれる独特の歩行法は、
 通常の2足歩行では効果が出にくい上半身に対しても
 ダイレクトに効果が現れる優れた方法論だといえます。

 (歩行整体で骨格を整復)

 これを歩行療法にとりいれ応用して「歩行整体」を創りました。
 理にかなった正しい方法で歩行整体を行えば、
 からだの中で最も重要な骨格パーツの骨盤を整えることができます。
 そして股関節や膝、足などの下肢、
 腰椎、胸椎、頚椎などの背骨や胸郭などの体幹、
 肩関節や手などの上肢など次々と周りに効果が波及していくのです。

 このうち、握ったポールを押すことで効果が現れるのは、
 肩や胸郭、首の骨格など2足歩行で効果が出にくかった部分です。
 もちろん関連する筋力もアップします。

 (歩行整体のしくみ)

 歩行整体によって最初に起こる変化は、
 一定時間歩くことで整復される骨盤後方の左右にある仙腸関節と、
 骨盤前方の恥骨結合の正常化です。また、股関節の潤滑が改善します。
 潤滑の良い関節、ここでは骨盤がスムーズに動くので、
 上下や左右のブレがなくなり歩行の動きが滑らかになります。
 
 (ゆがみの原因は)

 打撲や捻挫、骨折などの外傷、一方向に偏った横座り、
 足組み座りや背中を丸めた姿勢などが原因で、
 骨盤の関節に、がたつきやゆがみが発生します。

 そのまま歩くと、歩行時に骨盤が上下左右などにブレます。
 日常、歩行に十分な時間をとり質の良い歩行をしている人は、
 もし、骨盤にゆがみが発生しても、
 歩行習慣によって自分でも気づかない間にゆがみを矯正してしまいます。
 これは、骨盤の中に自動矯正装置が組み込まれているからです。
 しかし現代は自転車、車や電車、エスカレーターなど便利な乗り物のおかげで
 歩行の絶対量が減り、それにともない質の悪い歩行になりがちです。

 (質の悪い歩行とは)
 
 質の悪い歩行とは、
 体重移動がスムーズにいかず、十分な歩幅が取れずに、
 骨盤の矯正力を十分働かすことができない歩行のことをいいます。

 絶対的な歩行量の不足は本人も運動不足と自覚しやすいのですが、
 履き物の影響も大きいです。
 たとえばハイヒールを履くと、
 踵からつま先への体重移動がうまくいかず重心が前にいき、
 姿勢が前のめりになるのでバランスをとるために背中を反らすので、
 見かけの姿勢はきれいですが、じつはバランスの悪い不自然な歩行となります。
 骨盤の関節もうまく機能せず、歩行による矯正力も働きません。
 スリッパ型のサンダルやミュールも同じく矯正力が働かず質の悪い歩行になります。

 こんな履き物では、歩けば歩くほどストレスが溜まり、
 足先、ひざ、腰~首の筋肉や関節のこり、頭痛などの不調が出ます。
 これでは1万歩歩いても効果ではなく逆効果となります。
 
 (質の良い歩行とは)

 一方質の良い歩行とは、
 骨盤の関節や股関節が柔らかく動き、
 体重移動がスムーズに運び歩幅が自然と広くなり、
 下半身から体幹の各関節がしっかり潤滑する歩行のことをいいます。

 歩行整体は、下半身や体幹はもとより、
 手で握ったポールを使うことで、
 指から肩までの上肢、頚や胸郭など上半身の各関節をも潤滑させ、
 ひいては全身の関節をも整えます。
 つまり、下肢を通じて骨盤から上下へ、上肢を通じて肩から上下へと
 全身の各関節の潤滑を正常化していくことができます。

 おまけに心肺機能や上半身の筋力も高められる理想的な歩行療法なのです。
 次回は、骨格や関節以外の話に移っていきます。

 --【今回のポイント】-------------- 
 歩行整体は全身の骨格や各関節を整えることができる自力整体法である。  
 ------------------------- 
 
***以上引用おわり************

岡田宰治(さいじ)所長は、「歩行整体」という言葉を使い、ポールを使うこの「四足歩行」は、「最良の運動療法」であり「最高の自己治療法」と高く評価、これを<新健康法>と位置づけていらっしゃいます。
ポールウォーキングにおける岡田所長のご研究「歩行整体」に、我々ノルディック・ストックウォーキング関係者は今後とも注目ですね


ーー<参考資料>ーーーーーーーーーー
タイプ別の肩こり図



岡田所長プロフィール






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