2010年10月19日火曜日

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2010年10月17日日曜日

ストック歩行の衝撃的な発明がドイツで商品化されている

将来、「ノルディック・・・」という言葉自体に意味が無くなるのか?

車輪装備のストックは既にドイツにおいて商品化が進んでいて、その名も「クロス・シェーパー
」。

ホームページは→
http://cross-shaper.com/home.html

これを発明した整形外科医はドイツ・ボンで開業するDrのホームページ→
http://www.orthopaede-bonn.de/


これが cross-shaper クロスシェーパ




これが cross-shaper クロスシェーパ


     これぞまさしく四足歩行なのではないか?!

.
発明者であるDr. KAUPE, Georg, H.
.
..

2010年10月14日木曜日

岡田宰治先生の歩行整体(つづき)




真健康法!歩行整体 その17『運動療法としての歩行整体』

真健康法!歩行整体  

 〈歩行整体とは〉
 歩行によって心や身体のゆがみを直し様々な効果を得るための歩行療法であり、
 歩行用ポールを使う歩行と、ポールを使わない歩行の組み合わせで成り立つ。
 優れた運動療法・自己治療法であり、病気の予防法・健康法である。
 
 前回は『歩行整体の目的〈最良の運動療法として〉』でした。
 http://p.tl/_Bq6
 引き続き『運動療法としての歩行整体』を説明します。

 ●その17『運動療法としての歩行整体』

 (運動療法としての歩行整体とは)

 前回は、運動療法としての歩行整体について、
 あまり踏み込めませんでしたので、今回具体的なお話しをしましょう。

 運動療法というのは、
 「筋骨の萎縮、筋力低下、関節拘縮、心肺機能低下、精神機能低下の防止や、
 病気や障害の治療と予防を目的とした、運動を用いたリハビリテーション」
 というのが一般的な定義とされています。

 つまり、運動療法は治療も予防も含むというわけですが、
 どちらかというと、ケガや病気からの回復というところに力点があり、
 全身、または体の一部を使ったリハビリというイメージが一般的でしょう。
 別のいい方をすると、マイナスから0までの段階、
 不健康な状態から、ようやく健康の入り口までたどりついた段階までです。
 それより先、0~プラスは病気の予防や健康法だと考えます。
 
 (内臓機能の回復に役立つ歩行整体)

 「歩行整体は内臓機能の回復に役立ちます」といっても、
 「ピンとこないな?」という方が多いことだと思います。

 歩行療法と内臓の関係は以前からいろいろと報告されていますし、
 以前、この歩行療法のシリーズでも取り上げています。
 
 たとえば、腎臓機能が低下している場合を例にとって説明しましょう。
 腎臓に良い歩行は、ゆっくり歩くことだといわれていますが、
 なぜだかご存じですか?

 腎臓の働きは、血液を濾過して必要なものを再吸収し、
 不要なものを尿という形で排泄するという働きをします。
 いつも言っていますように、歩幅をとり骨盤を使った歩行を行うと、
 ゆっくりとしたスピードの歩行では、
 一歩一歩を通じて、腎臓にとって適度な振動と圧力が伝わります。
 この定期的な振動と圧力、ゆすられたり上下動などによって、
 腎臓の濾過が無理なく行われるので、腎臓の負担が軽減するわけです。
 自力で濾過せずとも、他力で濾過が進むので回復の機会が与えられるのです。

 ですから、腎臓の機能回復にとっては、
 無理なく濾過を進ませる低速の歩行が有効なのです。
 高速の歩行では、振動や圧力が強すぎて逆に負担が大きくなるので、
 逆効果になることがあります。消化器系臓器にも似たようなことがいえます。
 このように、各臓器にとって最適なスピードや歩き方があります。

 つまり、あなたの弱点、弱い臓器がある場合には、
 その臓器の働きが外力によって促進される歩行スピードや歩き方があります。
 歩行によって、継続的に臓器にかかる振動や圧力の変化がポイントなのです。
 他の臓器についても、同様のコツがあります。
 ですから、漠然と歩けば健康によいなどと、言っているわけではなく、
 根拠があって、歩行療法や歩行整体をすすめているのです。
 この辺の話は、長くなりそうですので、
 またの機会に他の臓器の機能回復についても説明します。

 (運動器の回復に役立つ歩行整体)

 上の内臓機能の回復に対する歩行に比べて、
 ひざや腰など運動器系統にたいする歩行の効果はイメージしやすいようです。

 もちろん、運動器系統に対しても歩行整体は効果があります。
 前回、ゆがみがとれると、機能が正常化していくといいましたが、
 確かに、ひとことでいえば、そうなのですが、
 細かいことをいえば、各関節で注意すべき事があります。

 例えば、ひざが痛む方が歩行する場合は、
 歩くことで、よけいに痛むことがあります。
 ポールを持って歩くのが安全で効果が高いのですが、
 じつは、ポールのつき方にコツがあるのです。

 ポールを持ち、ポールを後ろに押して歩くと自然と歩幅が広がりますが、
 この歩き方をいきなり行った場合、
 ひざへの負担が大きくなりますので、
 ひざが痛む人の場合は、悪化することも少なくありません。

 では、どうしたらいいのでしょうか。
 この場合は、ポールを後ろに押して歩くのではなく、
 ポールを体の前について、両手に杖というような形で歩くのです。
 このように、つきかたを変えて歩けば、ひざの負担は軽減され、
 ひざの運動をしながら、ひざの回復力を上げる事ができるのです。

 ここで、内臓の場合との共通点に気づかれた方も居られるかと思いますが、
 局所の負担を軽減しつつも、振動や圧力といった刺激は与え続けるということです。
 ここが、歩行療法、歩行整体が運動療法たるゆえんで、
 リハビリテーションとして正常化に向けて行う価値があるのです。

 (歩行で一時的に悪化した場合の対処法)

 これは、歩行によってひざなど局所に痛みが出たときの対処法です。
 局所が、歩行によって熱くなり熱を持った場合は、痛みにつながりますので、
 その部位を氷水で冷やし、熱取りをすることがとても大切です。

 炎症というように、痛みと熱の関係は密接です。
 よくあるのは、歩いてひざが痛くなった。腰が痛くなったというケースです。
 こんな場合、歩行をして悪化したからと止められることがありますが、
 これでやめては、非常にもったいないのです。
 痛みや炎症の程度によっては、一時的に歩行を止めていただくこともあります。
 しかし、多くの場合は、歩行前や歩行後に局所を氷冷していただきながら、
 歩くスピードや量をコントロールしながら、歩行を続けていく事が必要です。

 この辺が、マンツーマンの指導がいるところです。
 一人で行っている場合は、不安になり続けられなくなりますし、
 コントロールを間違ってやり過ぎれば、炎症が広がることがあるからです。
 ですから、ここで一つだけ覚えておいていただくとすれば、
 「歩いて痛みが出たところは氷水で冷やせ」ということです。

 --【ポイント】---------------- 
 リハビリとしての歩行整体は、内臓にも運動器にも効果がある。
 ------------------------  
 ●歩行整体バックナンバー
 ★歩行整体の件でご質問があればメール下さい。

2010年10月8日金曜日

KDDI,「健康医療クラウド」事業を本格展開する方針を示す

日経エレクトロニクスより記事引用       (写真をクリックすると拡大)

KDDIは,2010年10月5~9日に幕張メッセで開催している「CEATEC JAPAN 2010」において,「健康医療クラウド」の事業を今後,本格展開していく方針を示した。事業化の時期は未定とするが,各自治体などにおける試験運用を積極的に進めていく考えである。

KDDIが意図する健康医療クラウドは,利用者が家庭などで測定した血圧や体重などの生体データを一元管理し,このデータを病院や診療所,保健所などと連携できるようにするもの。いわゆる「PHR(personal health record)」の一つである。「高齢化社会を迎える今,必要不可欠になるインフラ」(説明員)とする。

同様の仕組みの構築を手掛けようとしている企業は数多い。こうした中,KDDIは「先行して手掛けていく中で,ノウハウや課題を蓄積していきたい」(説明員)という。現在,同社はこのシステムを東京都の奥多摩町で試験導入しているが,今後はほかの自治体などにおける試験導入も進めていく考えである。

現時点では,生体データなどの健康情報の蓄積を前提としている。ただし将来は,「バイオ・センサーから得た情報や電子カルテの情報など,医療情報の蓄積も検討したい」(説明員)という。 

 <引用記事>
出典:日経エレクトロニクス:URL→http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101007/186314/?ST=health

2010年9月24日金曜日

岡田宰治先生の歩行整体(つづき)


健康科学・所長の引き出し
ミッションは人類健康化の水先案内人。全身調整師、岡田宰治(岡田さいじ)が語る治療と健康のツボ ●専門はむちうちなど交通事故治療。【交通事故治療協会指定】 ●頚椎と骨盤関連の治療。

真健康法!歩行整体  
 〈歩行整体とは〉
 ・各種代替医療と併用すると相乗効果が大きい最良の運動療法。
 ・体や心の歪みを直し、数多くの病気を予防するために最適な健康法。
 ・多くの病気を自分で癒せる最高の自己治療法。

 ●その15『整体する歩き方4つのポイント・対策法』
 (4つのポイント)
 歩行整体中の最重要チェックポイントは、
 体の前方は丹田、後方は骨盤だといいました。
 この2箇所のバランスが非常に大事です。
 丹田を意識し軽く力を入れ骨盤を少し起こすと、
 骨盤がリードして脚がついてくるという理想の型になります。
 そして、腕の振りで肩甲骨を使うことで背骨のゆらぎが生まれます。
 さらに足先の方向が前を向き左右対称な動きであれば申し分ありません。
 (丹田・対策法)
 丹田のチェックの仕方をもう一度おさらいしましょう。
 風船をふくらませる時のように口をすぼめて、
 ほっぺたを膨らませ3秒ぐらいで息を吐くと、
 お腹に力が入り前後方向の姿勢が矯正されるのです。
 また、瞬時にウエスト全体が引き締まるということもいいました。
 
 では、こういう姿勢が取れない場合はどうしたらいいのでしょうか。
 まず、考えられる理由は骨盤に異常があるか腹筋が弱すぎる場合です。
 仰向けに寝た姿勢から、すっと起き上がれないレベルであれば、
 腹筋の強化が最優先です。
 こんな場合の簡単な腹筋のトレーニング法をお伝えしましょう。
 仰向けに寝た姿勢で軽く膝を曲げ、首の後ろを両手で支えます。
 そして、頭を肩甲骨が浮くぐらいまで持ち上げます。
 この腹筋の運動をくり返し行います。
 もう一つの方法は、腹式呼吸のトレーニングです。
 丹田を意識しながら、ストローをくわえ口をすぼめて息を吐きます。
 その過程でお腹に力が入りますが、吐きながらさらにお腹をへこまします。
 こういう動作をゆっくりと繰り返し行うことで姿勢が良くなります。
 歩いている途中にストローなしでこの動作を行えば、
 丹田のチェックができますし、同時に姿勢も改善します。 
  
 (骨盤・対策法)
 骨盤の後ろ側にある仙腸関節の動きが悪く、
 「ゆるみ腰」「締まり腰」などの関節に障害が出ると、
 必然的に歩く姿勢が悪くなります。
 お腹を突き出しのけ反った姿勢であったり、
 あるいは、腰が引けてしまったり、だらだら歩きになります。
 これを周りから見ると、じつにかっこの悪い歩き方です。
 では骨盤、主に仙腸関節に障害がある場合の対策を考えてみましょう。
 ひとつめは、歩く習慣をつけひたすら継続するという方法です。
 40分間歩行を半年ぐらい行い、歩行後には必ず仙腸関節を氷のうで冷やします。
 このやり方は、即効性はありませんが自分一人で出来る方法です。
 そして、だいぶ歩きやすくなったなと思ったら歩行姿勢も改善しています。
 つぎに、自力では無理ですがもう少し即効性のある方法があります。
 診断が正確で技術が上手な人に仙腸関節を整復してもらうのです。
 この場合も1回の整復だけでは関節の修復は無理ですが、
 歩行を継続しながら、くり返し整復してもらえば、
 短期間で動きが改善しきれいな姿勢で歩くことが可能になります。
 ひとつ問題点は、うまく整復できる人に出会えるかどうかです。
 骨盤の動きが改善すれば、歩行による全身の整体効果が現れるでしょう。
 (肩甲骨・対策法)
 直立姿勢からやや前方に体重を移すと前に倒れそうになります。
 その時、仙腸関節が起動し、つづいて脚が前に出て連続歩行に移ります。
 この時に肘を後ろに引く動作で肩甲骨が動きはじめますが、
 腕の振りが弱いために肩甲骨の動きが悪い人が多いのです。
 注意すべきは、肩甲骨を使わない人と肩甲骨の動きが悪い人は違うことです。
 肩甲骨の動きが正常で使わない人は、しっかり腕を振るだけで解決します。
 
 
では、肩甲骨の動きが悪い人への対策法です。
 
 歩行中は肘を曲げた姿勢で肘を後ろに引くことだけ考え、
 肘の位置が脇腹よりも後ろにいくようにしっかりと振って下さい。
 はじめはあまり動きませんが、徐々に動くようになってきます。
 その他の方法では、前後左右の肩甲骨のストレッチを組み合わせるといいでしょう。
 ストレッチポールなどで背中をゆるめるのも効果的です。
 (足先・対策法)
 
 足先のチェックは、足先が向いている方向が進行方向を向くことと、
 左右両足の間の距離、つまり左足と右足の間の幅のチェックでしたね。
 もし、足先のチェックで引っかかった場合は、
 矯正する体操を併用するか、関節の整復術などの療法が必要だといいました。
  
 では、どんなことをすればよいのでしょうか。
 いわゆるランジと呼ばれる脚を前後に開き上体重心を落とす体操と、
 もう一つの体操はスクワットと呼ばれる体操です。
 注意点は、ともに前後に開いた足先ができるだけまっすぐ前を向くことです。
 足先が外を向いたり内を向いたりせずに前を向くことが大事です。
 はじめからは無理ですが、正しいイメージを持つと徐々に矯正されていきます。
 
 関節の整復は、骨盤、股関節、ひざ関節、足関節のすべての整復術が必要です。
 上の体操と併用すれば、比較的短期間で改善していきます。
 もちろん、歩行を継続することが大前提であり、
 歩行自体に改善効果があることはいうまでもありません。
  次回は「歩行整体の本当の目的」についてお話しします。
 健康って本当に素晴らしいですね。
 

真健康法!歩行整体 その16『歩行整体、本当の目的 1
 今回からは『歩行整体、本当の目的1』について説明します。
 ●その16『歩行整体、本当の目的〈最良の運動療法として〉』
 (どんな歩行でも効くわけではない)
 私達は長年の歩行療法の実践と指導によって、
 ある種の歩行が病気の予防として強力にはたらくことを学びました。
 じつは、どんな歩行でも効くわけではないのです。
 歩いてひざや腰に痛みを作る歩き方がありますし、
 歩かないよりはまし、というような効果の低い歩行がありますし、
 歩けば歩くほどに安定した効果が現れる歩行がありますし、 
 現実は、歩き方によって効果は様々に分かれるといえましょう。
 ですから、今のあなたにあった歩行法が必要なのです。
 本当のところは、ひとりひとり歩き方を診ながら、
 要所要所でアドバイスするのがベストなのですが、
 なかなかそうも行かないのが現実です。
 また、正しい歩行なのにもかかわらず、
 歩き始めるといったん調子が悪くなるケースがあります。
 これも、マンツーマンで指導ができれば未然に防げるのですが・・・。
 では、なぜ正しい歩行なのにそんなことが起こるのでしょうか。
 それは、各人スタート地点が違うからなのです。 
 たとえば、今歩行を始めるとして、そのスタート地点の状態はひとそれぞれです。
 脚全体が内や外を向いている場合がありますし、
 極端なO脚X脚という場合がありますし、
 ひざから下だけが外を向いているという場合もあります。
 それが左だけ、あるいはみぎだけというケースもありますので、
 脚の状態だけを捉えても、ホントひとそれぞれなワケで、
 今までの人生の中で痛めたり、座り方の癖がついたりしているのです。
 ですから、スタート地点が違うので、
 通り一遍の歩行をしても時間の経過とともに全く違う結果が出るのです。
 他人の歩き方を後ろから見て「なんか変だ」と感じることはあっても、
 ビデオでも撮らない限り自分の歩き方は見えませんから、
 自分の歩き方にクセがあるという実態がつかめないのです。
 
 そういうわけで、歩き方にクセがついていると、
 歩き始めて痛みが出たりすることがあるのです。
 (歩行時のクセをとる方法)
 歩行自体が歩くときのクセをとる方法なのですが、
 「よしっ、歩くぞ!」と気合いを入れて始め、
 熱心に続けてくださる真面目な方ほど痛みが出る傾向があります。
 こんな場合は、ペースをゆるめたり休む日を増やしたりするなどして調整するか、
 歩行について詳しいセラピストのもとでマッサージや整体の施術や、
 自宅で行う運動療法や柔軟体操などを指導してもらう必要があります。
 そして、ある程度まわりから見てもきれいな姿勢で歩けるようになったら、
 歩行療法だけで歩くときのクセは取れていくようになります。
 また、シューズの影響はとても大きいですから、
 現在の状況にあった靴を選ぶことが大事です。
 そして、たまにシューズの裏を見て減り方を確認して下さい。
 左右が同じような減り方になっていればひと安心といえるでしょう。
 
 (一番目の目的は病気の予防)
 シューズの裏の減り方が左右対称で、節々の痛みも出なくなれば、
 やっと、本格的に効果的な歩行療法が始められというわけです。
 もちろん、はじめからこの段階の人も中にはおられますが、
 私が治療家である関係から、日常あまりお目にかかれません。
 しかし、読者の中には、この段階の健康な方も多いことと思います。
 
 じつは、歩行整体の一番目の目的は病気の予防なのです。
 正しい姿勢で行い、2回に1回はポールを利用して週4~5回が理想的です。
 そして、継続していても痛みが出ずに気分良く歩けるようであれば、
 2年半ほどで体中の細胞が入れ替わり、
 すべて健康な細胞に変わりますから不健康の入り込む余地はなくなります。
 この状態が続く限り、間違いなく病気は逃げていきます。
 ただし、心の奥底までその真理が腑に落ちていない場合は、
 健康な自己イメージに変わるのに相応の時間がかかります。
 歩行開始までの不健康な細胞を再生産しますので、
 もともと、症状が重かった方ほど、そして長い期間悪かった方ほど、 
 健康体になるには長い月日がかかることになります。
 しかし、いづれの日か歩行整体によって健康がつかめるのは間違いありません。
 そして、続けている限り、最高の状態をキープできることを確信しています。
  次回は「気力体力の充実、回復力アップ」についてお話しします。
 健康って本当に素晴らしいですね。
--【ポイント】---------------- 
歩行整体の一番目の目的は病気の予防、病気知らずである。
------------------------  
 ●歩行整体バックナンバー  http://p.tl/vfDO 


2010年7月26日月曜日

ウォーキングで健康になる→「歩行整体」


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健康科学・所長の引き出し
ミッションは人類健康化の水先案内人。ロハスな健康水先案内人/ホリスティック整体師、岡田宰治(岡田さいじ)が語る治療と健康のツボ

2010/07/26
真健康法!歩行整体 その14『整体する歩き方4つのポイント後半』

真健康法!歩行整体  

 〈歩行整体とは〉
 ・各種代替医療と併用すると相乗効果が大きい最良の運動療法。
 ・体や心の歪みを直し、数多くの病気を予防するために最適な健康法。
 ・多くの病気を自分で癒せる最高の自己治療法。

 前回は『整体する歩き方4つのポイント前半、丹田と骨盤』というお話しでした。
 今回は『4つのポイント後半、足先と肩甲骨』を説明します。

 ●その14『整体する歩き方4つのポイント後半』
 
 (歩き出しの姿勢について)

 歩行整体中の最重要チェックポイントは、
 体の前方は丹田、後方は骨盤だといいました。
 この2箇所のバランスが非常に大事です。
 丹田を意識し軽く力を入れ骨盤を少し起こすと、
 骨盤がリードして脚がついてくるという理想の型になります。
 よく、勘違いされている方を見かけますが、
 まず脚を振りだして骨盤がついてくるという順番ではありません。
 直立からやや前方に体重をかけると、
 まず骨盤が動き出し、直後に脚が前に出るのが正解です。
 
 (肩甲骨は歩行の牽引役)

 直立姿勢からやや前方に体重を移動すると前に倒れそうになりますが、
 そのタイミングで骨盤が動きはじめ、つづいて脚が前に出ます。
 そこから、連続歩行に移るわけですが、
 この時、肩甲骨の出番が回ってきます。
 どういうことかというと、
 肘を後ろに引くという動作が肩甲骨を動かすのです。

 肘を前に出すという動作は、後ろに引く反動で自動的に前に出ますので、
 ですから、無理に腕を前に振る必要はありません。

 ウォーキングをしている人を見かけたら、その人の背中に視線を送って下さい。
 背中の上の方、左右の肩甲骨が動いているか、動いていないかをチェックして下さい。
 日常観察していると、半分以上の人は肩甲骨がほとんど動いていません。
 つまり、腕の振りが足りないので肩甲骨が動かないのです。
 また、肩甲骨が動かない場合は、肩こりの解消は期待できません。

では、肩甲骨の動きのチェックポイントにいきましょう。
 歩いていながらチェックすることが可能ですが、
 ポールを持っているときと、ポールを持っていないときでは、
 腕の振り方が変わりますので、それぞれ別に説明する必要があります。

 まず、ポールを持っている場合です。
 ポールを持って歩く場合、肘は曲げません。
 腕が前に来るときは肘が少し曲がってしまいますが、
 ポールを持って肘が伸びている姿を思い浮かべて下さい。

 (ポールを持つ場合と持たない場合のチェックポイントの違い)

 では、ポールを地面についたところから説明しましょう。
 ポールを持った手は体の前、ポールの先は両足の中間につきますが、
 つづいて体が前に出ますから相対的に手は後ろに残されます。
 地面についたポールをテコにして体を押し出すわけです。

 このポールの先を後ろに押す時の肘の位置がチェックポイントです。
 この時、肘の位置が脇腹よりも後ろまで行っているかどうか。
 そして、ポールを持つ手の位置が脇腹よりも後ろまでいき、
 肘よりもさらに後ろ側にあるかをチェックします。
 さらに、肩甲骨が腕の付け根だと考えて、
 手の動きと連動して動いていることをイメージして下さい。
 
 つぎに、ポールを持たずに歩く場合を説明しましょう。

 ポールを持つ場合は肘は伸ばす方が理に適っていますが、
 ポールなしでは、肘を曲げる方が理に適っています。
 
 まず、ランニング時のように肘を90度以上曲げ、肘を後ろに引きます。
 チェックポイントは、この後ろに引いたときの肘の位置です。
 この位置が、脇腹よりも後ろ側にあることがとても重要です。
 この位置が、体の横までしか行っていないと肩甲骨はほとんど使われていません。
 肩甲骨が使われていないと、上半身とか半身のねじれが発生しませんので、
 上半身の歩行整体効果は著しく減少してしまうのです。
 つまり、腰痛は治っても肩こりは治らないわけです。
 
 くり返しいっていますが、歩行中は肘を後ろに引くことだけ考えて下さい。
 歩行中、肘を曲げた姿勢で肘の位置が脇腹よりも後ろまで行っているかどうか。
 そして、肘と連動して肩甲骨が動いているかをチェックして下さい。
 できれば、肩甲骨から上肢が生えているというイメージを持って下さい。
  
 (足先のチェック)

 4つの目のチェックポイントは、足先です。
 足先は、4つの中でも一番チェックしやすいポイントです。

 では、さっそくチェックしましょう。

 まず、足先の方向です。
 足先が内を向かず、外を向かずに、まっすぐ前を向いていることが大切です。
 もちろん、片足だけではなく、両足とも同じ方向を向くのが正常です。
 もし、片方だけが外を向いていたりすれば、
 片側の腰から下(骨盤や股関節、ひざ関節、足首など)にゆがみがあります。
 両足とも、足先が外を向いている場合は、
 腰から下(両側の骨盤や股関節、ひざ関節、足首など)がゆがんでいます。
 もし、足先のチェックで引っかかった場合は、
 矯正する体操を併用するか、関節の整復術などの療法が必要でしょう。
  
 足先は、もうひとつチェックポイントがあります。
 それは、両足の間の幅、前足と後ろ足の幅の歩幅ではなく、
 左足と右足の間の幅のチェックです。

 悪い例は、両足が交差したり、両足の間の幅が広すぎたりする場合です。
 これらがある場合は、腰から下のゆがみがあります。
 では、正常はどうかというと、
 運動会などで使う白線を引き、その上を歩くとしましょう。
 この時、白線をぎりぎり踏まない程度の左右の足の間隔がベストです。
 足先のチェックは、向いている方向と、左右の足の間隔ここが重要なのです。

 次回は、4つのチェックポイントで異常がある場合の対策法を説明します。
 お楽しみに。

 --【今回のポイント】-------------- 
 歩く姿勢4つのチェックポイントをクリアーできれば歩行整体の効果は高い。
 -------------------------

 ●歩行整体バックナンバー

参考シミュレーション↓クリック
http://www.mathforum.jp/sentan/04digital/img5/normalgait.mov



2010年7月23日金曜日

歩行整体最新記事




健康科学・所長の引き出し
ミッションは人類健康化の水先案内人。ロハスな健康水先案内人/ホリスティック整体師、岡田宰治(岡田さいじ)が語る治療と健康のツボ
●専門は(むちうち)など交通事故治療を行っています。【交通事故治療協会指定】

2010/07/05真健康法!
歩行整体 その13『整体する歩き方4つのポイント』

真健康法!歩行整体  

 〈歩行整体とは〉
 ・各種代替医療と併用すると相乗効果が大きい最良の運動療法。
 ・体や心の歪みを直し、数多くの病気を予防するために最適な健康法。
 ・多くの病気を自分で癒せる最高の自己治療法。

 前回は『立ち姿勢9つのチェックポイント』というお話しでした。
 今回は整体するための正しい歩き方4つのポイントを説明します。

 ●その13『整体する歩き方4つのポイント』
 (歩行整体では歩く姿勢がとても重要)

 前回は立ち姿勢9つのチェックポイントを説明しましたが、
 実際に歩くとなると、そんなにたくさんのポイントはチェックできませんし、
 立ち姿勢と動きながらの姿勢のチェックポイントは当然変わります。

 歩きながら整体していくためには、いくつかのルールを守る必要があります。
 どんな格好で歩いていても整体できるわけではないのです。
 整体すべき姿勢で歩きつづけることで、自然と整体されていくわけです。

 「金哲彦のランニングメソッド」という本の中に、
 ランニングに際して意識すべき3つの部位ということが書かれています。
 そのポイントとは、肩甲骨、骨盤、丹田ですが、
 私は、市民ランナーでもありますので実際3つの部位を意識しながら走ってみました。
 すると、バランスが向上し自然とスピードが上がったのです。
 歩行整体の効果を上げるうえで、この教えは大いに参考になりました。
 
 いままで、歩行に際して自分でチェックしていたポイントは、
 下腹部にある丹田、つぎに骨盤、足先の3箇所でしたが、上の経験から肩甲骨も加えました。
 その結果、金哲彦氏の3つのポイントと似てきましたが、
 ほぼ同じと結論になったということは、より真理に近づいたのだろうと考えています。

 それでは、4つのポイントを簡単に説明していきましょう。

 (おへその下、丹田)

 丹田は、おへそのやや下にあります。 
 瞑想などで腹式呼吸を行うときには必ず出てくる場所ですが、
 人体のエネルギーの流れという観点でも重要なところです。

 歩きながらここを意識し力を入れるわけですが、
 ふだん、意識されていない人にとっては分かりにくい場所かと思います。
 では、どうやって意識し力を入れるのかを説明しましょう。

 丹田は、歩きながら、チェックできるポイントです。
 はじめのうちは、1kmに1回ぐらいチェックするのがよいでしょう。

 チェックの仕方は、風船をふくらませるような要領で行います。
 口をすぼめて、ほっぺたを膨らませながらフゥーッと3秒ぐらいで息を吐くのです。
 すると、自然に下腹部に力が入り、ただちに前後の姿勢が矯正されます。
 今まで変な癖がついている場合は、姿勢が急に変わる感じがしますが、
 これが正しい姿勢ですので、しょっちゅうチェックしてください。
 
 そして、正常な姿勢になると、
 ズボンが前からも後ろからも横からも均等に締め付け感が軽くなり、
 または、ウエストが全体にほっそりと引き締まったような感覚が得られます。
 実際、体幹全体が引き締まりますのでウエストが細くなります。
  
 たまに、ずっとお腹に力を入れるのですかという質問がありますが、
 答は、はじめは力を入れるのですが、姿勢が正されれば意識する必要はありません。
 力を入れ続けるというより、姿勢が変われば固めるという感じで無理なく力が入るのです。
  
 (骨盤)

 「ゆるみ腰」や「締まり腰」など、骨盤の後ろ側にある仙腸関節の動きが悪いと、
 腰が引けてしまい、しっかりと腰を入れて歩くことができなくなります。
 歩きながら骨盤を意識するのに一番よい方法は、
 だれかに骨盤を後ろから押してもらいながら、少しの間併行してもらう方法です。
 少し難しいのですが、これをやると骨盤から歩くという意味が腑に落ちます。
 よくある勘違いですが、のけ反って歩くのとは違いますよ。

 実際、骨盤から歩くという意味が腑に落ちていない段階では、
 なかなか本来の歩行整体という域にはたどりつけません。
 とくに、運動不足の人は骨盤が硬くなっていますので、
 腰が引けたような姿勢か、お腹を突き出したような姿勢の歩き方になります。
 急には無理ですが、コツコツやっていると骨盤が正常になってきます。

 骨盤のチェック方法は、
 はじめのうちは歩く前と歩行終了後に歩行をストップしてポールを置き、
 ひざを使わずに真上にぴょんぴょん跳んでみて下さい。
 その時に、体が曲がらず一本の棒のように伸びる感覚があればオーケーです。

 それ以外の方法では、
 両手に持ったポールでバランスをとりながら、
 足を前後に大きく開いて体重をゆっくりと前足にかける骨盤股関節体操がよいでしょう。
 この時、足を前に出せばふらふらする側の回数を2対1ぐらいに増やして行って下さい。
 一回5秒以上で行って下さい。これは、骨盤の矯正体操としても有効です。
 
 骨盤の関節が正常な動きになれば、
 骨盤から始動して歩き出す感覚が得られるでしょう。
 骨盤から動き出して、直後に足が前に出るような感覚がすればグッドです。
 なかなか急には無理でしょうが、正常化の方向に向かうことが大事です。
 あせらず、根気よくつづけましょう。
 
 次回は、足先と肩甲骨のチェックについて解説予定です。お楽しみに。

 --【今回のポイント】-------------- 
 前は丹田、後ろは骨盤これが歩行整体中の最重要チェックポイントだ。
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 ●歩行整体バックナンバー


2010年6月30日水曜日