2013年7月14日日曜日

<記録版>日本ウオーキング協会 平成24年度第2回通常総会・報告(2013.2.22於:京都)

日本ウオーキング協会の粉飾決算、この不祥事を朝日新聞はじめNHK&メディアは報道しない。が、これは国民に対する隠蔽行為であります。私ウエルネスウォーカーはここに夏休みの宿題と考え<デジタル記録版>をご提供いたします次第





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平成24年度第2回通常総会・報告

平成25年2月22日(金)、「平成24年度第2回通常総会」 が開催され、報告事項は再生委員会から状況報告が、また審議事項は第1号議案~第6号議案が審議され、承認されたので、その概要について報告致します。

            会場:ひと・まち交流館京都



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冒頭、宮下充正会長より別記の通り挨拶があった

事務局より2月1日現在会員数3,491名、本日出席者数135名、欠席者議決行使数1,628

  合計1,763で過半数を超えているので、総会は成立している旨報告があった。

宮下会長より議長を小栗正光副会長に指名があり、議場に諮り承認された。

議長より議事録署名人としての福井県の松田 進氏と福岡県の長 義道氏に指名があり承認された。



1.報告事項

1)再生委員会の報告

井上理事・再生委員長より20116月に社会的不正を発表し、所管官庁から改善命令を受け今日までに至るまでの再生状況について、別添資料に基づき報告があった。

なお、改善事項の5項目については次の通り。

組織変更とガバナンス・法令遵守と透明な運営

公正な会計制度と適切な経理処理

対外的な信頼回復策としての会員をはじめとする公正な情報の伝達と開示

社団法人の運営にふさわしい人材の登用

外部からの専門家による指導(ガバナンス・法令遵守)

また、債務、債権の推移について説明があり、201212月現在の状況は次の通り。

債務額:約121,000千円、債権額:約193,000千円

2)マインドウオークホールディングス社(MWH)の状況報告

井上理事・再生委員長より「マインドウオークホールディングス社」の状況について、20127月和解が成立し、弁済が始まり、50万円が3回の150万円が返済されたが、201210月に債権者の一人が破産申し立てを行い、東京裁判所より破産が認められたため、債権の回収が厳しくなったとの報告があった。

また、今後は46日、最終の破産債権者会議を受け、刑事訴訟を検討するが、所轄の本富士警察に陳情し、事件性があると認められれば刑事訴訟を起こせるとの説明があった。


2.審議事項

第1号議案 公益法人移行申請の経過と今後の方針(案)について
井上理事・公益法人担当より、昨年11月公益社団法人移行申請を行う予定が税金滞納の法的瑕疵が要因で申請ができなかったため、今年7月一般社団法人移行申請を行い、法的瑕疵が解除となる平成27年4月に公益社団法人の移行申請をする旨提案があったが、出席会員より一般社団法人と公益社団法人の移行申請を一括して提案することは問題があるとの指摘があり、本議案は一般社団法人移行申請のみで提案し、議決された。
なお、代議員制度導入時期は、通常総会では公益社団法人移行日と提案されたが、321日の常任理事会で精査した結果、一般社団法人の認可日(平成264月予定)から導入することになった。

第2号議案 平成25年度事業計画(案)について
矢後事務局長から平成25年度事業計画(案)の基本方針と事業活動の概要について、また、井上理事より財政再建案について別添資料に基づき提案があり、議場に諮ったところ全会一致で原案通り決議された。
特に平成25年度事業計画(案)の骨子は、「ウオーク日本1800」に引き続く事業として、厚生労働省の要請を受け、平成254月から第二次「健康日本21・SmartLife Project」に取り組む。「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を目標とし、具体的には「歩数の増加」と「運動習慣の割合の増加」および「運動しやすいまちづくり」を展開することになる。
今後は厚生労働省、関係団体と実行計画が策定でき次第、県協会に依頼することになる。

第3号議案 平成25年度収支予算(案)について
矢後理事・事務局長から平成25年度収支予算(案)について別添資料により提案があり、基本的には全会一致で決議された。
なお、出席会員より県協会と所属団体維持会員の年会費収入について質問があり、総会後精査した結果、予算編成時仕分けが混在したため間違いが生じたことが判明したため、6月の通常総会で修正予算案を提案することになった。

第4号議案 定款の一部改定(案)について
矢後事務局長より、公益社団法人の移行申請は遅れることになったが、主務官庁および内閣府より役員の運営体制を早期に強化するよう指導があったため、役員の定数を変更する定款の一部改定(案)について提案があり、全会一致で原案通り議決された。
定款改定の役員定数変更は次のとおり。
<改定>
第12条 (役員の種別及び定数) 協会に次の役員を置く。
 (1)理 事  10名以上20名以内
         (うち、会長1名、副会長5名以内、専務理事1名、常務理事2名以内)
 (2)監 事  2名以上 3名以内
<現行>
第12条 (役員の種別及び定数) 協会に次の役員を置く。
 (1)理 事  25名以上30名以内
         (うち、会長1名、副会長5名以内、専務理事1名、常務理事4名以内)
 (2)監 事  2名以上 3名以内

第5号議案 役員の一部変更(案)について
堀野専務理事より、定款の改定案を受け、役員の一部変更(案)について、具体的な役員(理事・監事)の新任、退任について、また、井上理事の常務理事昇任案について、さらに理事の変更に伴う評議員の一部変更について提案があり、全会一致で原案通り議決された。
1.役員(理事・監事)
1)変更日 平成25年4月1日(退任は平成25331日付け)
2)理 事
(新任)森脇 武(再生委員・現評議員会会長・香川県ウオーキング協会会長)
小澤 治夫(公益社団法人日本フィットネス協会理事長)    (2名)
(退任)多田羅浩三(一般財団法人公衆衛生協会会長)
矢後 勝則(常務理事・事務局長)
     達  國明(NPO 法人 千葉県ウオーキング協会会長)
     富田 泰啓(長野県ウオーキング協会会長)
     加藤 昌治(ミズノ株式会社・常務取締役)
     中野 剛志(株式会社ムーンスター・執行役員)
     鶴見 幸子(前公益社団法人 日本フィットネス協会理事長)
     木村 健二(一般社団法人 全日本ノルディックウオーク連盟)
     村田 民子(歌手・水前寺清子)
     星埜 由尚(伊能忠敬研究会代表理事) (10名)

3)理事の昇任
井上 成美  理事から常務理事に昇任
4)監 事
(新任) 田村 和彦(株式会社アグリコミュニケーションズ・代表取締役社長)
(退任) 木村 寛孝(ユニバーサルコンサルタンツ・代表取締役社長)
2.評議員
変更日 平成25年4月1日(退任は331日付け)

(新任) 評議員会会長  清水 俊夫(NPO法人神奈川県ウオーキング協会会長)
 評議員   國明(NPO法人千葉県ウオーキング協会会長)
 評議員  冨田 泰啓(長野県ウオーキング協会会長)
 評議員  植木  茂(群馬県ウオーキング協会副会長・会長代行)
(退任) 評議員会会長  森脇  武(香川県ウオーキング協会会長)
 評議員  加藤  浩(群馬県ウオーキング協会会長)

第6号議案  公益社団法人移行に向けての運営体制(案)・各委員会設置について
堀野専務理事より公益社団法人移行に向けての運営体制(案)について別添資料に基づき提案があり、全会一致で原案通り議決された。
なお、委員会の設置と審議内容および構成員は次のとおり。
1.委員会の設置と運営
1)委員会の設置内容
 ①設立期日 平成25年4月1日
 ②委員会  A.再生委員会(継続)、B.財務委員会、C.法務倫理委員会、
  D.事業企画委員会、 E.指導研修委員会
2)委員会の運営
 ①委員会は、改善命令(※)の指摘事項の改善に則した内容を審議し、ガバナンス、自浄能力を持って運営する。
   20118月所管官庁の改善命令(報告事項1再生委員会の報告参照)
 ②委員会は、協会の運営を専門的にその組織構成の部門毎に設置し、主に理事がこれにあたる。
 ③委員会は、各々の組織運営について審議し、決定した事項は責任を持つと共に、現組織の実務に反映させる。
2.各委員会の審議内容
A.再生委員会(継続)
 ①事業全体を再生の立場で検証し、特に財政再建に向けての方針を策定する。
 ②ガバナンス・コンプライアンスの知識を有し、内部統制の公平性、透明性を指導する。
 ③事業計画、収支計画の骨子方針案を策定すると共に、弁護士・会計士と連携して債権・債務処理の方針案を作成する。
B.財務委員会
 ①事業計画に伴う全体の収支計画案の助言をすると共に、財務内容を検証・分析し、財務体質の改善案を指導する。
 ②特に再生委員会と連携し、透明な財務体制を構築する。
 ③公益法人法に基づく会計制度(収支相償)の運営を指導する。
C.法務・倫理委員会
 ①顧問弁護士と連携し、対外的な法務問題の対処方針を指導する。
 内部的にはコンプライアンスを遵守させる。
 ③ IT に伴い、個人情報等の取扱を含めた管理を指導する
D.事業企画委員会
 ①本部としての事業分野、委託事業などを明確にする審議を行う。
 ②時代に則した新規事業の企画立案に携わり、現組織への助成を行う。
 ③旧事業内容を収支の観点から分析し、スクラップ&ビルトを指導する。
 ④全国大会の運営、JML等の大会催行の運営管理の検証を行う。
 ⑤社会貢献型のイベント事業の助成を行う。
E.指導研修委員会
 ①指導者資格制度全般に亘り審議を行い、当協会の方針に則した指導者養成事業の助成を行う。
 ②指導資格者の増大を図るための施策案を検討する。
 ③現行資格制度の管理監督をする。(昇任等の審査)
 ④ウオーキング教室催行等規律規定の管理をする。
 ⑤教材の開発とその規律内容等のアドバイスを行う。
3.委員会の構成員
A.再生委員会
  委員長:井上成美
    員: 堀野正勝、森脇 武、海川直毅(弁護士)、武田 茂(会計士)
B.財務委員会
委員長:堀内泰司
   委 員:原田 渉、森田 裕、小澤治夫、井上成美
C.法務・倫理委員会
委員長:多久 
委 員:橋本邦健、定本健嗣、玉利 
D.事業企画委員会
委員長:北 
  委  員:中嶋與志久、荻野邦彦、川内基裕、岩田隆次、井上成美、
E.指導研修委員会
委員長:小栗正光
委  員:小川 正、増田和茂
                              以上
閉会の辞  閉会の挨拶が(社)日本ウオーキング協会副会長の多久 博氏よりあった。



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上記は厚労省及び内閣府の命令に基づくものである。会長宮下充正は自浄能力無く無責任に辞職した。このように事件を起こした日本ウオーキング協会の隠蔽体質は深刻。メディアがこれを取り上げ事件の真相を解明することがどうしても必要です。過去日本人の平均歩数は13年前より後退し続けており、このままでは今後12年間も引き続き後退する。合計通算・四半世紀も退却する事態に直面しています! いまこそ逆に世界をリードする健康戦略を打ち立てる必要があるというのに・・・。