既報の「ブログ特報」に誤りがあり大変ご迷惑をおかけいたしました。
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「ストック歩行の進化 Evolution of Pole Walking (Nordic Walking) 」2009年9月23日水曜日タイトル「ブログ特報(Blog Dispatchhttp://httpjiro-murakumo.blogspot.com/2009/09/blog-dispatch.html
の一部内容におきまして、誤訳による極めて重大なる誤りがあることが判明いたしました。ここにお詫び申し上げますとともに、下記のごとく訂正させていただきます。<誤>
フィンランドで歴史を持つ履物製造会社のカーフ(Karhu)社を買収したので、
↓
<正>
フィンランドで歴史を持つ履物製造会社のカルフ(Karhu)社開発チームを獲得したので、
上記誤訳原因は、google翻訳ソフト機能を使って和訳した際、私ウエルネスウォーカーが、その記事内容の裏づけチェックをすることなくそのまま取り入れたことにあります。 当日のブログには、翻訳の利便性に供するため以下HTMLをそのままコピーし、英文を記載してありますので、その当該部分をご参照いただければわかりますが↓
The story continues as ESB Sports Oy/Exel Outdoor in 2009 acquired the shoe development team of Karhu Finland.
この「acquired」という単語を、google翻訳ソフトは「買収」と訳していたことに始まります。が、この誤訳は真逆です。真相は、エクセル社がカルフ社を買収したのではなく、カルフ社がエクセル社を買収したのです。このpdfによるエクセル社記事は、まことにあいまいな表現「acquired 」で記載したために、google翻訳ソフトが「買収」と翻訳してもしかたない。買収の正式な英文は「acquisition」もしくは「acquisition of shares 」ですから似ています。ちなみにacquired は「獲得する」とか「得る」という意味です。
ここでもっと大きな問題は、あのエクセルスポーツ部門がカルフ社に分割買収されたという事実です。私自身はビジネス関係は苦手で、ましてM&A(Mergers and Acquisitions)問題などには縁がありませんが、コーポレート・ガバナンス (corporate governance) という観点からも透明性は確保してほしいと思います。それはINWAのホームページもまた同様で、買収によりカルフがINWAのスポンサーになったにもかかわらず、それには触れずあいまいな表記にとどまり、現段階でわれわれユーザーにはその事実がいまだ隠蔽されたままです。
***INWA・HPより引用はじめ*****
Exel is the original Nordic Walking and Cross Country pole brand.
The success of Exel poles began with the introduction of the first carbon fiber x-country ski pole at the Innsbruck Winter Olympic Games in 1976. More than 30 years the dedicated Exel athletes have made history with Exel poles by winning hundreds of medals in both Olympic Games and World Championships.
Exel poles were also the first Nordic Walking poles which were introduced to the market.
Exel was the first company to introduce the sport first in Finland in co-operation with Suomen Latu and Finnish Sports Institute and after that Exel introduced the sports also in Central Europe.
ESB (Exel Sports Brands) Oy/GmbH is a company which is handling the marketing, sales, logistics and product development globally. The company has a true enthusiasm and commitment to further develop the product range and introduce new innovations to the market, still respecting the traditional Exel values.
***引用終わり*****
ま、このようにINWAにおいてもその記述は極めてあいまいです。前々からエクセル社の経営は、売れ行きに問題があり、在庫過剰とか各地で社員がリストラされ、経営難だという報道は知っていました。が、まさか既にカルフに分割買収(売却)されていたとは思わなかった。このおおもとのそもそもの原因は、計画どうり販売が伸びなかったのではないか?後発のレキ社の追い上げもあっただろう。でも私が思うに、アスファルトにおける対応に失敗したのが決定的なのではないかと考えています。その意味では一方のレキ社も同じで、雪・草原・砂浜対応だけでは、マイナー・スポーツに甘んずるしかない。膨大で巨大な需要が見込める舗装道路対応に遅れたためと私は勝手に判断しています。
しかしながらノルディックウォーキングが素晴らしいスポーツであることにはまったく変わりありません。であるからこそ万人のための健康運動としてのメジャー・スポーツとして発展させるには、なんとしてもアスファルト対応型のストック(ポール)に進化させなければ、衰退してしまうだろうということで、その危機感が私のこの兄弟ブログの動機でした。アスファルト対応のストック(ポール)開発、進化というものに、ノルディック・ストックウォーキングは焦点をあてなければならないと思っています。・・・それにしても中国における展開はどうするのだろう?
話題がそれました。とにかくそういういきさつで、google誤訳にもとづく誤報となりましたこと、ここに重ねてお詫び申し上げます次第でございます。-ウエルネスウォーカー拝-
<参考>
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