2009年11月24日火曜日

歩行用ストック研究“進化”(Evolution )の流れ♪

         
                             [進化の流れ図]
            (アンダーライン←クリックで参考ブログ参照


             ストック歩行直立四足歩行運動運動習慣獲得


福祉機器>→→→→→――――――――――――――←←←←←←<スポーツギア
Rehabilitation                                             X-C skiing  
国内メーカー                                             外国メーカー
             健康運動プログラム市民スポーツ生涯スポーツ


ロボット研究が進むと、それが人間のノルディック・ストックウォーキング直立四足歩行運動にも応用されることになるやも知れぬ。しかしながらそれは人間の想像力を遥かに超えるものとはけっしてならない。大切なことは各界それぞれにおける研究“進化”というものを推し進めることではないか。その集積をストック歩行直立四足歩行運動運動習慣獲得健康運動プログラム市民スポーツ生涯スポーツとつなげていき、目的とするところの産業・生活・文化に役立て、もってしてそれがエコロジー・グロバライゼーション社会に貢献することになる -Wellness Walker- 
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***杖の“進化”例ご紹介*****
<下記写真参照>
杖先の加重を受けるスチールデスクがあるので、底面全体をしっかり接地。
衝撃吸収体が体の負担を軽減。

ゴムチップ(天然ゴム)の底面積が広いために「ピタッ」と床に接地します。
38mmの大きなスチールディスク内蔵。杖先にかかる力を均等に分散。
衝撃を吸収する設計。杖の設置時には体重の約3倍にも及ぶ荷重が肩にかかり、長期間繰り返されると肩や軟骨、腱などを痛めます。この衝撃を軽減し、手や手首、腕、肩を守ります。
溝が狭い底面構造。破片等が入り込みにくく、接地面が大きいので摩擦が大きく柔らかい地面でも沈み込みません。
最高品質の天然ゴムを使用。耐久性は通常の34倍。
杖を急角度で突いても直径約5cmの底面がしっかり接地。




***杖の“進化”ご紹介終り*****

2009年11月18日水曜日

オランダよりINWA の最新ニュース


                      オランダINWAロゴマーク

ノルディックウォーキングを世界に広めたエクセル社は、スポーツ部門の戦略失敗による経営難が長引き、昨年エクセル本体からスポーツ部門を切り離し、フィンランドのシューズメーカー・カルフ社に売却(買収)された。カルフ社は販売組織はあってもINWA運営のノウハウがない。このため国際ノルディックウォーキングフェデレーション(連盟)、略してINWAの運営はいったいどういう形式でなされるのか、私はほんとうに心配しながら注目していたが、インターナショナル研修&ナショナル研修とその資格認定については、どうやらオランダのSNWAStichting nordic walking Nederland)が引き受けることとなったようだ。ちなみに財団であるこのオランダ・ノルディックウォーキング協会SNWAのスポンサーは、健康産業会社のELMAKESである。

一方INWAは、毎年コンベンション(convention :大会)を開催しているが、今年はドイツ・ノルディックウォーキング協会・GNFAGerman Nordic Fitness Association )の協力の下に、場所をドイツ最南部、もうオーストリアの国境が近いアルプスの麓に位置するネッセルワング(Nesselwang :人口3,505人)を選択している。ちなみにこのコンベンションの経費を負担するスポンサーはジムスティック社である。というわけで、本年は運営会議はオランダ、コンベンション自体はドイツ南部で開催されることとなったのである。

今般、このコンベンションの詳細が、オランダINWAによってWEB上で公開されていますので、本日はこれをノルディックウォーキング・ストックウォーキング・ポールウォーキング愛好者のみなさまの利便性を考え、ここにオランダサイトのpdf/URLをご案内申し上げます。

私ウエルネスウォーカーも、国際大滝ノルディックウォーキング協会の研修を得て、INWAインストラクター資格を取得していますので、今回このようにINWAの詳細な活動内容を見て正直安堵しているところです。彼らの活動がなければ、ノルディックウォーキングというものが、これだけ世界に認知されなかったでありましょうから。
                     エクセル金属爪

でもしかし、このムーブメントは、上記のような金属爪で大地を突き刺す限り、大きく発展いたしません。それはそれで新しいスポーツとして立派なことですが、クロスカントリースキーと同様に、残念ながらマイナースポーツで終わる運命にあるのです。最近愛好者が減少しているデーターもあるが、なによりもその証拠に、エクセルスポーツは破綻した。功罪相半ばするという言葉がありますが、これまで私の検証によると、アスファルト対応に真剣な目を向けなかった、その戦略上の失敗であると我は総括している。

であるからしてノルディック・ストックウォーキングはアスファルト対応でこそ“進化” 発展する運命にあると、私ウエルネスウォーカーは考えています。
Wellness walker










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2009年11月13日金曜日

米国エクサストライダー(Exerstrider)の“進化”




アメリカ発のストック歩行(Pole Walking)エクサストライダー(Exerstrider)は、我らが敬愛するMrトム・ルトリン氏(Tom Lutlin)が創始者である。ところで氏は日本人になじみある名画『戦場にかける橋』(The Bridge on The River Kwai)のテーマミュージック、『クワイ河マーチ』(別名:ボギー大佐/Colonel Bogey )の曲が大好きですネ

それは、氏自身が1992年収録したVTR①で、親しみやすいその曲をハミングしながらエクサストライダー歩行(Exerstriding worksを推奨する映像を見て、私ウルネスウォーカーも親近感を覚えた次第です
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私ウエルネスウォーカーは最近になって同じこの曲がBGMとして流れるトム・ルトリン氏出演の、別の映像の新しいYouTube②発見いたしました。

本日のテーマ、実はこの曲が話題なのではなく、その曲が流れる①-②の映像比較し、エクサストライダー(Exerstrider)のギアにおける進化というものが、いったい何処にあるのか?ここで皆様とともに検証することが、本日のテーであります。
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このYouTube登録は台北ですが、これはトム・ルトリン氏本人が出演し、風貌貫禄が増している最近映像なので、①1992年映像(YouTubeの登録期日は2008年ですが)比較すると、この間少なくとも15年以上年月が経ち、そこにある進化というものが如実に検証できますネ

この映像を比較するかぎり、トム・ルトリン氏の歩き方は、驚くほど終始一貫したもので②を比較しても、その間には大きな変化は何も認められません。ストックの角度は始めが780度から入って、終わりにようやく50度近くになるというもの。これは私の見解では身体重心の上下運動が避けられない。その上下を避けるために弱々しくストックを突くことになり、したがって目的である推進力獲得とは相反し、ここに明らかな無理・無駄・矛盾が存在する。実はこの課題は、日本における各メーカーのストックにも共通する、極めて大きな問題点でもあります。

むしろ、カナダのアーバンポーリング(urban polingの歩き方の方が、ストック(ポール)を突く位置が身体重心の後方になっていて、その角度も最初から60度程度で、終わりには45度以下になっている人が多い。したがってエキサストラーザに比較すると推進力が格段に増加しているのだ。アーバンポーリングはエキサストライザーと同じストックであるにもかかわらず、こうまで歩き方が違うもので、私といたしましてはここに歩き方の進化というものを認めます。ストックを突く位置とシャフトの角度の問題ですネ明らかにエクサストラーザーとは異なっている。
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だがしかしトム・ルトリン氏の①-②両者を比較するとき、決定的な違いは、何といっても、見事ストラップというものが全面廃止なったことですネ!!! これはアメリカ発ストック歩行(ポールウォーキング:pole walking)=エクサストライダーにおける、大きな大きな進化であると私は受け止めておりますカナダ・アーバンポーリングの成功もその前提の上にあると判断しています。

一方の、ヨーロッパ発ノルディックウォーキングは、このストラップ自体がギアの重要な要素となっておりますが、その辺の事情について総括した、私ウエルネスウォーカーの文書がすでにあります恐縮ですが是非ともそのをご参照いただきたく、本日テーマの“まとめ”としてご案内申し上げます
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 ↓


<参考>


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2009年11月9日月曜日

過去記事に誤報がありここにお詫び申し上げます。


既報の「ブログ特報に誤りがあり大変ご迷惑をおかけいたしました。
このブログ
の一部内容におきまして、誤訳による極めて重大なる誤りがあることが判明いたしました。ここにお詫び申し上げますとともに、下記のごとく訂正させていただきます。


フィンランドで歴史を持つ履物製造会社のカーフKarhu)社を買収したので
 ↓

フィンランドで歴史を持つ履物製造会社のカルフKarhu)社開発チームを獲得したので





上記誤訳原因は、google翻訳ソフト機能を使って和訳した際、私ウエルネスウォーカーが、その記事内容の裏づけチェックをすることなくそのまま取り入れたことにあります。 当日のブログには、翻訳の利便性に供するため以下HTMLをそのままコピーし、英文を記載してありますので、その当該部分をご参照いただければわかりますが↓

The story continues as ESB Sports Oy/Exel Outdoor in 2009 acquired the shoe development team of Karhu Finland.

この「acquired」という単語を、google翻訳ソフトは「買収」と訳していたことに始まります。が、この誤訳は真逆です。真相は、エクセル社がカルフ社を買収したのではなく、カルフ社がエクセル社を買収したのです。このpdfによるエクセル社記事は、まことにあいまいな表現「acquired で記載したために、google翻訳ソフトが「買収」と翻訳してもしかたない。買収の正式な英文は「acquisition」もしくは「acquisition of shares 」ですから似ています。ちなみにacquired は「獲得する」とか「得る」という意味です。

ここでもっと大きな問題は、あのエクセルスポーツ部門がカルフ社に分割買収されたという事実です。私自身はビジネス関係は苦手で、ましてM&AMergers and Acquisitions)問題などには縁がありませんが、コーポレート・ガバナンス (corporate governance) という観点からも透明性は確保してほしいと思います。それはINWAのホームページもまた同様で、買収によりカルフがINWAのスポンサーになったにもかかわらず、それには触れずあいまいな表記にとどまり、現段階でわれわれユーザーにはその事実がいまだ隠蔽されたままです。

***INWAHPより引用はじめ*****




Exel is the original Nordic Walking and Cross Country pole brand.

The success of Exel poles began with the introduction of the first carbon fiber x-country ski pole at the Innsbruck Winter Olympic Games in 1976. More than 30 years the dedicated Exel athletes have made history with Exel poles by winning hundreds of medals in both Olympic Games and World Championships.
Exel poles were also the first Nordic Walking poles which were introduced to the market.
Exel was the first company to introduce the sport first in Finland in co-operation with Suomen Latu and Finnish Sports Institute and after that Exel introduced the sports also in Central Europe.
ESB (Exel Sports Brands) Oy/GmbH is a company which is handling the marketing, sales, logistics and product development globally.  The company has a true enthusiasm and commitment to further develop the product range and introduce new innovations to the market, still respecting the traditional Exel values. 


***引用終わり*****

ま、このようにINWAにおいてもその記述は極めてあいまいです。前々からエクセル社の経営は、売れ行きに問題があり、在庫過剰とか各地で社員がリストラされ、経営難だという報道は知っていました。が、まさか既にカルフに分割買収(売却)されていたとは思わなかった。このおおもとのそもそもの原因は、計画どうり販売が伸びなかったのではないか?後発のレキ社の追い上げもあっただろう。でも私が思うに、アスファルトにおける対応に失敗したのが決定的なのではないかと考えています。その意味では一方のレキ社も同じで、雪・草原・砂浜対応だけでは、マイナー・スポーツに甘んずるしかない。膨大で巨大な需要が見込める舗装道路対応に遅れたためと私は勝手に判断しています。

しかしながらノルディックウォーキングが素晴らしいスポーツであることにはまったく変わりありません。であるからこそ万人のための健康運動としてのメジャー・スポーツとして発展させるには、なんとしてもアスファルト対応型のストック(ポール)に進化させなければ、衰退してしまうだろうということで、その危機感が私のこの兄弟ブログの動機でした。アスファルト対応のストック(ポール)開発、進化というものに、ノルディック・ストックウォーキングは焦点をあてなければならないと思っています。・・・それにしても中国における展開はどうするのだろう?

話題がそれました。とにかくそういういきさつで、google誤訳にもとづく誤報となりましたこと、ここに重ねてお詫び申し上げます次第でございます。-ウエルネスウォーカー拝-


<参考>








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2009年11月4日水曜日

レッシーニア(イタリア)のノルディックウォーキング・スクール





LESSINIA NORDIC WALKING ご紹介

このレッシーニア(LESSINIA)地方というのは、ヨーロッパアルプス南方に位置するイタリア北部山岳地帯である。西にガルダ湖、南にヴェローナという都市、遥か東方にヴェニスの商人で有名なヴェネチアを有するヴェネト州(人口450万人)にあり、そなかのヴェローナ県に所属する。ま、簡単に言えば山と湖の保養地みたいなところですネ








ここを根拠地にしてこのインストラクターは「誰でもどこでもウエルネス・フィットネススポーツセンター」(Benessere-Fitness-Sport-per chiunque ed ovunque)を開いていす。簡単に楽しく体験する新しい方法」(Un nuovo modo di vivere la montagna, facile e divertente)と銘打っています。とにかくも理想的な環境とても素晴らしいですネ

いやー、このサイト中の写真は数百枚もありますが、全部が雪・草地・砂浜です、そして道という道は見事に全て非舗装道路。ここで、彼女らは中途半端なことではなく、鋭くストック(ポール)をグサリ グサリ !  と明確にフィールドを突き刺すよう指導していますネ これならほんとうにウエルネスそのものです

私の検証によれば、それこそ正真正銘のノルディックウォーキングというもので、その真髄とする正しいテクニックです。ノルディックウォーキングの運動効果を求めるのであれば、本来このようにグサリ グサリ !  と突き刺すテクニックでなくてはならないのです
これがノルディックウォーキング・テクニック基本中の基本ですネ、ほんとうに。

一方日本で、我々が装着するアスファルト・ゴムチップスの弱々しい歩き方は、周りの環境からやむ終えず装着しているだけのものであって、本来のそれが正しいノルディックウォーキングなのではけっしてない。それは終始このブログで検証してきたとうりである。

現在、販売されているストック(ポール)は、もしかするとメーカーにこの切実な我々のニーズがわからないままなのかもしれない。アスファルトで本格的なノルディックウォーキングをプレーすることは実現不可能と、彼らヨーロッパ・ストック(ポール)メーカー各社は実はそう判断してしまっているのかもしれませんネ!!!

先生である彼女は安全のためにゴムチップスの装着は教えるがアスファルトをフィールドとしてはけっして選ばないレッシーニアのインストラクター。このVTRを見ながらヨーロッパのストック(ポール)メーカー各社に対し、残念ながら上述のような感想を私ウエルネスウォーカーはいだきました。さて、ノルディックウォーキングを我が日本で愛好されている皆様はいったいこのことに関しどう思われていらっしゃいますのでしょう。たしか白馬方面で活動されてらっしゃるお方を記憶していますが、日本にだってレッシーニアと同じ環境条件は、大滝国際ノルディックウォーキングはじめいくらでもあります。これはスポーツに対する文化水準、レベルの違いなのでしょうか 





















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