私ウエルネスウォーカーは、「ストック歩行」というものについて、過去さまざまな角度から考察してきた。例えばこれを生体工学(せいたいこうがく、英:
Bionics) から観察することも大切だと思います。また、力学的に分析しそれを証明しなければならないと考えます。
「2足歩行」+「上肢2足」=「全身4足歩行」=「ストック歩行」
哺乳動物の四足歩行は「並立四足歩行」と称されている。人間は直立なので、上肢の延長線に義肢の役割をもったストックを両手に持ち、身体下半身でクロスさせ、後脚の役割で路面に到達する。このことをもって「
直立4足歩行
」としているが、上肢は義肢で始まり、同じ用具が終わりは義足に変化しているのだ。
しからばバイオニクスの観点から、また力学的に見てこれをどう説明し証明するのかを考察して見よう。以前から、私ウエルネスウォーカーは義肢義足研究が、「ストック歩行」に欠かせないと考えていて、今回はその関係者の発表論文を参考にさせていただきます。
まず、2足歩行における力学的証明です。
公表されているこの図は、「2足歩行」そのメカニズムをわかりやすく説明しています。ニュートン第三法則の「作用・反作用」の原理で、「床反力」が生まれ、股関節から両足の複雑な合成された力が加わる。重心もあり、後ろに蹴る力もあり、ブレーキ(制動)の役割もある。摩擦力という問題も別途出てきます。とにかくわかりやすく図にしてありますが、これが倍加するのが「4足歩行」というわけですから、力学に反しないストックを使う限り、単純計算でも身体の運動量は飛躍的に増加することを証明できます。逆に力学に反するストックは、逆効果となりまた無駄な運動がマイナス効果を生み、残念ながらストック歩行の運動効果を減ずることとなってしまうのです。-ウエルネスウォーカー記-
ストック設計を進化させ、運動量を格段に増加させましょう♪
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<参考過去記事>
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