2012年7月28日土曜日

ノルディックウォーキング(sauvakävely)禁止は他人事なのか?

ノルディックウォーキング(sauvakävely)禁止は、他人事ではないぞ!!!


フィンランドでは2004年をピークに、ノルディックウォーキング(フィンランド語:sauvakävely)は、今日ただいま人気度ゼロ近くになり、8年長期連続凋落の一途をたどっている。いまやウォーキング&ジョギングのイベントでは、他者の安全を確保するためにノルディックウォーキング(sauvakävely)は禁止されている。会場ではsauvakävely kielletty! の張り紙までされる始末である。(写真参照)フィンランドはこれを回復する手段を彼らは見出すことができていないのだ。

google seach グラフ参照↓で証明される。
http://www.google.com/insights/search/#q=sauvak%C3%A4vely&geo=FI&cmpt=q

一般にはわが国でも、ノルディックウォーキングはフィンランドが発祥地ということになっており、今日未だフィンランド・ノルディックウォーク・ツアーが組まれていたり、「フィンランド発祥のノルディック・ウォークは、すべての人に有益」などと団体・組織が宣伝するが、フィンランドでは既に国民から見放されているのだ。いまやわざわざフィンランドに行っても彼ら国民の何割かが取り組んでいるということはまったくなく、ひたすら観光旅行だけで空しく帰国することとなる。

それは「ノルディックウォーキング」という言葉で世界をリードしてきたドイツ・オランダでも同じであって、鋭い金属爪のポール先端を振り上げる「グパー・テクニック」が、他者にあまりにも脅威を与えるからである。しかも、ストラップに頼ったテクニックは、人混みや市街地では非常に危険なのだ。冷静に考えれば常識的なこのことを、私ウエルネスウォーカーは一貫し警鐘を鳴らしてきたのであるが・・・。

ある団体・組織からは「アグレッシブル」などと言われる雪面から出発したポール&ストック設計も、他者に危険であることが証明された。つまり皮肉にも発祥地と言われた本家本元のフィンランドで否定されたと考えていいだろう。したがって「ノルディック」という、北欧の一地域をあらわした言葉はいまや無意味であって、既に歴史的使命を終えたのである。これからは進化を目標にしなければならない。

しかしながらこれに大きく先立つこと1986年に、我が国で発明されたこの直立四足歩行の運動効果は、運動処方としても、健康戦略としても、実に素晴らしいものであることに変わりがない。私が主張してきたのは、これからは「ストック歩行」もしくは「ストックウォーキング」あるいは「ポールウォーキング」、高齢者には「杖ウォーキング」とも言うべき「バランスウォーキング」という。より正確な言葉が使われるべきだろう。

 
またそれにあったポール&ストックを新たに設計しなければならないと考える。この直立四足歩行というムーブメントのために、過去の過ちは直ちに正し、新たな出発を始めることが、我が国の健康戦略に欠かせないものとなる。雪面からの発想では思考停止にならざるをえない。ウォーキング→二足歩行→直立四足歩行という進化の発想がこれからのトレンドであり、世界をリードできるムーブメントとなりうるのだ♪
-ウエルネスウォーカー記-

2012年7月27日金曜日

原典「ストック歩行」特許出願文書(昭和61年:1986.10.15)






特許は明細書に書かれた文章の内容その文言で判定される。
図面は、説明上の利便性に過ぎず、その図面に制約されない。
 

(上記は公開広報からのスキャン写真です。)

                ***                               

☆許庁から直接確実に開ける手順を下記します。   
原典の「ストック歩行」に関する特許出願文書の開き方

http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101
②↑この公報DBを開き当該特許に必要な記号を記入する。
③下記の?の欄にそれぞれ矢印で示したASは半角キャピタル、数字は半角で記入。
 
 文献種別  文献番号
1.?      ???-?????
 ↑      ↑ 
 A      S63-97179

④PDF表示にチェック◎を入れる。(他のページでもOK。)
⑤文献番号紹介←クリックで次の画面。
特開昭63-097179 ←クリックで次の画面。
⑦特許文書はさまざまな機能があり各種方法の閲覧が出来ます。プリントアウト、印刷OKです



2012年7月26日木曜日

大阪市住吉区帝塚山 健康科学・所長の引き出し

2012/07/16

図解編5 『健康回復と健康増進それぞれの歩行整体』

当研究所では20年以上にわたって、
治療補助として歩行療法を実践指導していますが、
09年からはストック状のポールを持つ4足歩行も加え、
2足と4足とを使い分ける「歩行整体」を開発。
前回は『なぜ2足と4足の歩行を使い分けるの』でした。
http://goo.gl/yT5aX
●図解編5『健康回復と健康増進それぞれの歩行整体』
今回は、目的別の歩行整体について解説しましょう。
毎週月曜に万代池公園で「整体歩行の会」を実施していますが、
始めてから2年半たちました。写真1
2012年7月2日0068











2年半というのは、体の全細胞が入れ替わる周期ですから、
初めから参加している方で習慣づけている人は、
同一人物でありながら別人になっているわけです。
深い意味がありますが、分かる人にはピンときたはずです。
(健康回復と健康増進の違い)
当初の参加者は、健康増進目的の方が多かったのですが、
現在は、健康回復目的の方がほとんどです。
同じ四足歩行でも健康増進目的の方は、
歩き方が分かれば、歩行の会に来る必要はないので、
ふだんは、それぞれ一人で歩かれています。
そういう理由で、健康回復目的の方が多いです。
ここで、健康回復と健康増進の違いをおさらいしましょう。図1
セミナー歩行整体.jtdの画像









健康回復とは目標がマイナス状態から0に戻すこと。
一方、健康増進とは0からプラスに進めることです。
私は、全部ひっくるめて健康化と呼んでいます。
(健康維持増進のための歩行整体)
健康維持増進目的の場合は、
歩行整体は付加価値の高いウォーキングとして、
ダイエットや体力アップの運動として行われています。
指導は、フォームのチェックと肩甲骨と丹田の使い方、
週に4回以上40分歩行を実践してもらうようアドバイスします。
だから、比較的短期間で終了してしまうのです。
(健康回復のための歩行整体)
ところが、健康回復目的の人達はそうはいきません。
理由は、マイナススタートなので立ち位置が違うからです。
すでにひざ、股関節、肩、腰、足首の痛みなど、
また、胃腸、腎臓、心臓の慢性病や、パーキンソン、うつなど、
人によっては0地点は遙か遠いという状態からのスタートとなります。
ですから、指導は全く変わります。
現実的にリハビリとして歩行を生かすという感じです。
このレベルの人がすぐに整体できるわけではありませんが、
徐々にステップアップしていくことは可能です。
治療と併用の場合も少なくありません。指導中写真2
2012年7月2日0023











(気持ちよく歩くことがコツ)
みんなに共通することが一つだけあります。
健康増進目的であれ、健康回復目的であれ、
希望を持って気分良く歩くことです。
 
今は痛みなどがありマイナス状態でも、
楽しみながら歩く人は良くなる可能性があります。
さらに、より健康的な姿をイメージできる人はさらに良くなります。
現状はともかく、より健康的な体を手に入れることは可能です。
2年半で体の全細胞は入れ替わるのですから。写真3
2012年7月2日0054








 


(年代別アドバイス)
80代の人は4足歩行で転倒予防しながら足腰の衰えを先送りしましょう。写真4 
2012年7月2日0012











70代の人は歩行整体により老化を遅らせ希望を持って生きましょう。写真5
2012年7月2日0056











50~60代の人は、歩行整体で10歳若返ることを目標にしましょう。写真6
2012年4月23日0032











40代の人は、体のゆがみを取り病気の予防をしましょう。写真7
2012年4月23日0045











次回は「どのくらい歩けばよいのか」についてです。
                       
【ポイント】 
中年からの健康と若返りに欠かせないのが歩行整体。 
●歩行整体ブログ
http://goo.gl/RsoLu 

2012年7月14日土曜日

発表/健康・体力づくり事業財団/サイトで「健康日本21」

公益財団法人
健康・体力づくり事業財団
JAPAN HEALTH PROMOTION & FITNESS FOUNDATION


健康日本21のサイト
http://www.kenkounippon21.gr.jp/

「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」の全部改正について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eyv5.html

官報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eyv5-att/2r9852000002eywv.pdf

資料2
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eyv5-att/2r9852000002eyxu.pdf







公益財団法人
健康・体力づくり事業財団
JAPAN HEALTH PROMOTION & FITNESS FOUNDATION

http://www.health-net.or.jp/


理事長あいさつ
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/greeting.html


組織
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/soshiki.html


沿革と役割
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/enkaku.html


健康・体力アップコーナー
http://www.health-net.or.jp/tairyoku_up/index.html

月刊「健康づくり」最新号
http://www.health-net.or.jp/syuppan/kenkozukuri/index.html


出版物のご案内
http://www.health-net.or.jp/syuppan/index.html


調査・研究
http://www.health-net.or.jp/tyousa/index.html


健康・体力づくりと運動に関するデーターベース
http://exdb.health-net.or.jp/index.html


データーベース検索
http://exdb.health-net.or.jp/bunken/OnlineReg.php


健康運動指導士 健康運動実践指導者
http://www.health-net.or.jp/shikaku/index.html


研修会のご案内
http://www.health-net.or.jp/kensyu/index.html


体力つくり国民運動
http://www.health-net.or.jp/undou/index.html



-事業及び財務等に関する資料-


定款
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/20120425teikan.pdf


平成24年度 事業計画書
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/h24keikaku.pdf


役員名簿
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/20120411yakuinmeibo.pdf


平成24年度 収支予算書 
自:平成24年4月 1日
至:平成25年3月31日


評議員名簿
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/20120411hyougiinmeibo.pdf


平成22年度 事業報告書
自 平成22年4月 1 日
至 平成23年3月31日
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/h22houkoku.pdf


評議員及び役員の報酬等並びに費用に関する規程
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/20120411yakuinhosyu.pdf 平成22年度 財務諸表等
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/h22zaimusyohyou.pdf


役員退職慰労金支給規程
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/20120411yakuintaisyokuiroukin.pdf


国からの補助金・委託費等の交付額(平成22年度決算)
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/h22hojyo.pdf


「国と特に密接な関係がある」公益法人への該当性について(公表)
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/pdf/h24tokurei.pdf


シンボルマーク
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/symbol.html


アクセス
http://www.health-net.or.jp/gaiyou/address.html




2012年7月12日木曜日

発表された保健・医療における国家戦略「第二次 健康日本21」


保健・医療における国家戦略「第二次 健康日本21」


<官報検索>



<資料1>

平成24年7月10日 火曜日  官報  (号外第150号)(2分冊の1)

目次

〔告示〕

○国民の健康の増進の総合的な推進を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
図るための基本的な方針の全部を改
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
正する件(厚生労働四三○)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
厚生労働大臣 小宮山 洋子

上記内容URL参照:



-----------------------------------------------------------
<数値目標>

(2) 身体活動・運動

項  目
 
① 日常生活における歩数の増加

   現  状      目  標   
  20歳~64歳        20歳~64歳
      男性 7,841歩       男性 9,000歩

      女性 6,883歩         女性 8.500歩

      65歳以上      65歳以上
      男性 5,628歩       男性 7,000歩
      女性 4,584歩         女性 6,000歩
      (平成22年)     (平成34年)

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<改正の経緯資料>

平成24年1月23日
「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」
改正案
~第二次健康日本21~
骨子(案)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020tns-att/2r98520000020tr2.pdf


平成24年3月19日
「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」
~健康日本21(第2次)~
(素案)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000026t72-att/2r98520000026tc9.pdf

国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針の改正(案)」
に関する意見の募集について
平成24年4月14日(土)
厚生労働省健康局
がん対策・健康増進課
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120038&Mode=0

上記のPDFを開く:
「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」
(案)
この方針は、21世紀の我が国において尐子高齢化や疾病構造の変化が進む中で、生活習慣及び社会環境の改善を通じて、子どもから高齢者まで全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、ライフステージ(乳幼児期、中年期、高齢期等の人の生涯における各段階をいう。以下同じ。)に応じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現することができるよう、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な事項を示し、平成25年度から平成34年度までの「二十一世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))」(以下「国民運動」という。)を推進するものである。


資料2 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針の全部改正(概要)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eyv5-att/2r9852000002eyxu.pdf


資料4
健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料
(案)
身体活動・運動→P107~P113参照
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ddhl-att/2r9852000002ddxn.pdf

次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会委員名簿→P157参照